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「明日のメディア」 [読書]

▼読み終わった本
*「明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線 」
志村一隆・著、ディスカヴァー携書


明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

  • 作者: 志村 一隆
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2011/10/16
  • メディア: 新書

【帯紹介】
******************************
新聞、テレビ退場後の覇者は誰か?
もうアップル、グーグルだけではない。
ネットフリックス、フールー、ブライトコープ…、
新たなプレーヤーが2014年の市場を席巻する!

******************************

日本で地上波テレビだけ見ていると案外気づかないのですが、テレビをめぐる状況は世界各地で大きく変化しています。
日本では今年7月に(震災の被災3県を除き)『地デジ(完全)移行』したのが最大の話題のような観がありますが、その日本にも「Hulu(フールー)」をはじめ、海外のいろんなサービスが進出してきています。

サブタイトルにあるように、「3年後」のテレビを取り巻く環境が大きく変化していることは間違いなさそうです。

そして、帯にある「新聞、テレビの退場」は、「(本当に)退場するかどうか」が問題なのではなく、「いつ、どのような形で退場するか」が問われていると思います。

大学のころ、『大銀行』に就職する先輩や同級生がたくさんいましたが、その頃は『都市銀行』がどんどん消えるなどどは、誰も思いませんでした。
同様に新聞やテレビが衰退するとは私自身、想像していませんでした。

「企業としての銀行」はいくつか消えましたが、『銀行業』自体がなくなるわけではありません。

一方、新聞やテレビは、「企業」としてのみならず、ひょっとしたら「新聞業」「テレビ業」が将来なくなるかもしれません。

そもそも、「新聞」という業態は、近代的なものに限れば100年あまりの歴史しかないわけですし、「テレビ」は50年程度の歴史です。
「情報を伝える」という役割は消えないでしょうが、「マスメディア」は大きく変わらざるを得ないし、その過程で「企業としてのマスメディア」は消え去るところも出てくるのではないでしょうか…。

▽購入した本
*「明日のコミュニケーション 『関与する生活者』に愛される方法」
佐藤尚之・著、アスキー新書


明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

  • 作者: 佐藤尚之
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2011/10/11
  • メディア: 新書



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コメント 2

junko

Huluはちょっと前から気になってます。
ちょっと前にチェックしたときは、1ヶ月無料お試しだったので
トライしてみようかなぁ・・・なんて思ったりもしたのですが、
見たい番組がリストになかったので、とりあえずパス。
今はケーブルテレビで事が足りてますが、今後はどうかなぁ。
とはいえ、テレビ生活が充実しちゃうと、テレビの前から離れられなく
なっちゃいます!
by junko (2011-12-08 09:18) 

Lionbass

junkoさま
私も気にはなっているんですが、ケーブルテレビで海外のドラマとか(見ようと思えば)結構見られるし、今以上にテレビを見る時間があるとは思えないので、様子見です。
by Lionbass (2011-12-10 10:51) 

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