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またもマーラー5番を聴く【南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルク演奏会】 [音楽・楽器]

きのう、南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクの演奏会を聴きに行きました。
長いオーケストラ名ですが、ドイツ語ではSWR Sinfonieorchesters Baden-Baden und Freiburgというそうです。

IMGSWRバーデンバーデン.jpg【プログラム表紙】

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東芝グランドコンサート2012
南西ドイツ放送交響楽団バーデンバーデン&フライブルク演奏会

日時:2012年2月17日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
独奏:萩原麻未(ピアノ)
曲目:ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調
   <アンコール> サン=サーンス トッカータ(ピアノ独奏)
   マーラー 交響曲第5番
   <アンコール> プロコフィエフ 「ロメオとジュリエット」より「騎士たちの踊り」
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マーラーの5番を聴いたのはこの1年で5回目。
(過去の4回はこちら)↓
「ブルミーネフィルのマラ5を聴く」
「『モーニングフィル』のマーラーを聴く」
「読響のマーラー5番を聴く」
「ハーディング=新日フィルのマーラー5番を聴く「


そのほかに自分でも1度演奏してます。(笑)→「久々のサントリーホール堪能しました【ザ・シンフォニカ演奏会終了】」

さらに5番以外に、N響で4番と8番、ベルリンフィルで9番を聴いてます。

さて、きのうのコンサートですが、ピアノの萩原さんはとっても素晴らしい演奏でした。
ラヴェルもですが、アンコールのサン=サーンスもいい感じでした。

そして、マーラーですが、とてもサクサク流れる演奏だと思いました。
「縦の線を合わせる」というよりは「横の流れを重視する」という感じ。
あれがフランス流(指揮者のロトはフランス出身)なんでしょうか?

でもオケ全体はけっこうキッチリしていて、『ドイツらしさ』なんだろうな、と思いながら聴いてました。

いろんなマーラーを聴けて幸せです。

プログラムを見ると、チェロ以外の弦楽器には、日本人らしき名前がちらほら。
コントラバスは9人で日本人女性が1人いらっしゃいました。

冒頭のソロを吹くトランペットの1番はなかなかの好演でした。
トランペットはみんなピストン(「縦」)でしたが、3番奏者だけが途中でロータリー(「横」)と持ち替えてました。
どういう意味があるんでしょう?

3楽章の独奏ホルン(コルノ・オブリガート)は指揮者横で吹いてました。
去年の読響ではホルンの席そばで立って吹いてましたが、楽器(ベル)の向きと、自席の場所の関係か、ホルンばかり聞こえましたが、きのうはやや控えめでした。

テューバはフロントピストンの謎の巨大楽器(たぶんBb管)。

ハープは上手(かみて)のコントラバスとファゴットの間あたりに位置してました。

アンコールでプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」から1曲演奏。
「確かテナーサックスがあったはず」と思っていると、ファゴットが代わりに吹いてました。

チューニングの際、オーボエがA(ラ)の音を出したあと、まずコントラバスだけが音合わせ。
そのあと、管楽器→弦楽器という通常の順番で合わせてました。
コントラバスだけ優遇されてました。(笑)
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