「ベートーヴェンの生涯」 [読書]
▼読み終わった本
*「ベートーヴェンの生涯」
ロマン・ロラン著、片山敏彦・訳、岩波文庫
【表紙カバー紹介文】
少年時代からベートーヴェンの音楽を生活の友とし、その行き方を自らの生の戦いの中で支えとしてきたロマン・ロラン(1866-1944)によるベートーヴェン讃歌。
二十世紀の初頭にあって、来るべき大戦の予感の中で自らの理想精神が抑圧されているのを感じていた世代にとってもまた、彼の音楽は解放の言葉であった。
【紹介文終わり】
いわばベートーヴェンの『伝記』の古典のようなこの本。
原著は今から110近く前の1903年に書かれたそうです。
訳書(岩波文庫)の刊行は1938年(昭和13年)で、手元の本は去年(2011年)1月に出た第78刷(!)となっています。
とんでもないロングセラーです。
ベートーヴェンへの人気というか関心の高さ故だと思います。
ロランの文章(評論)のほかに、「ハイリゲンシュタットの遺書」やベートーヴェンの書簡集も収められていて、ベートーヴェンについて学ぶ人には必読の書です。
ベートーヴェンについて、最近いろいろと勉強しているので、何冊も本を読んでます。
例えばこちらは、同名の「ベートーヴェンの生涯」という青木やよひ氏の本。
そして最近読んだのは「カラー版作曲家の生涯 ベートーヴェン」です。
ほかにも「秘密諜報員ベートーヴェン」という「不滅の恋人」について論じた本が印象に残ってます。
ご興味ある方は読んでみてください。
▽購入した本
*「最高に贅沢なクラシック」
許光俊・著、講談社現代新書
*「ベートーヴェンの生涯」
ロマン・ロラン著、片山敏彦・訳、岩波文庫
【表紙カバー紹介文】
少年時代からベートーヴェンの音楽を生活の友とし、その行き方を自らの生の戦いの中で支えとしてきたロマン・ロラン(1866-1944)によるベートーヴェン讃歌。
二十世紀の初頭にあって、来るべき大戦の予感の中で自らの理想精神が抑圧されているのを感じていた世代にとってもまた、彼の音楽は解放の言葉であった。
【紹介文終わり】
いわばベートーヴェンの『伝記』の古典のようなこの本。
原著は今から110近く前の1903年に書かれたそうです。
訳書(岩波文庫)の刊行は1938年(昭和13年)で、手元の本は去年(2011年)1月に出た第78刷(!)となっています。
とんでもないロングセラーです。
ベートーヴェンへの人気というか関心の高さ故だと思います。
ロランの文章(評論)のほかに、「ハイリゲンシュタットの遺書」やベートーヴェンの書簡集も収められていて、ベートーヴェンについて学ぶ人には必読の書です。
ベートーヴェンについて、最近いろいろと勉強しているので、何冊も本を読んでます。
例えばこちらは、同名の「ベートーヴェンの生涯」という青木やよひ氏の本。
そして最近読んだのは「カラー版作曲家の生涯 ベートーヴェン」です。
ほかにも「秘密諜報員ベートーヴェン」という「不滅の恋人」について論じた本が印象に残ってます。
ご興味ある方は読んでみてください。
▽購入した本
*「最高に贅沢なクラシック」
許光俊・著、講談社現代新書
本の内容以上に、70年以上前の本がどんな文章で書かれているかというのが興味あります。
by YAP (2012-09-04 08:15)
YAPさま
(書いたコメントが消えてしまいました。)
文章については、気にしていなかったのですが、ということは違和感なく読めたということだと思います。
まあ、日本の「文豪」はみんな戦前の人たちですが、文体とかは気にせずに読むことがおおいのではないでしょうか…。
by Lionbass (2012-09-15 09:56)