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"Lapse of Time"−板倉正樹コントラバス・リサイタルを聴く [音楽・楽器]

先日、コントラバス協奏曲を聴いたばかりですが、きのうはコントラバスのソロの演奏会を聴きに行きました。

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"Lapse of Time"−板倉正樹コントラバス・リサイタル
日時:2013年3月2日(土)14:00開演
会場:JTアートホール アフィニス(東京・虎ノ門)
出演:板倉正樹(コントラバス)
   鈴木華重子(ピアノ)
   市川雅典(コントラバス<友情出演>NHK交響楽団首席代行コントラバス奏者)
曲目:グリエール プレリュード
   同 スケルツォ
   同 インテルメッツォ
   同 タランテラ
   ボッテジーニ グラン・デュエット
   フランク ソナタ(原曲=ヴァイオリン・ソナタ)

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IMG板倉正樹リサイタル.jpg

板倉氏は通信会社勤務のアマチュアとのこと。
アマチュアでこんなプログラムのリサイタルを開くとは、相当な技量の持ち主だと思いますし、かなり練習を重ねただろうと思います。

最初から最後まで素晴らしい熱演でした。
会場が違うので比較はしにくいのですが、先日のコントラバス協奏曲よりも音の輪郭がはっきりしていたと思います。

そして、コントラバスで音楽を表現することの難しさを痛感させられました。

(前も書いたような気もしますが)ヴァイオリン=スポーツカーだとして、コントラバス=大型バスだと思うのです。
(この比喩で言えば、ヴィオラはセダン、チェロはワゴン車・ワンボックスカーでしょうか…。)

つまり、バスはスポーツカーのように小回りは利かないし、スピードも出せませんが、その代わりたくさんの人を乗せて、安全・快適に運ぶという小さな車にはできない仕事があるわけです。

もちろん、バスとしての運転の技術は磨く必要がありますし、曲によってはスポーツカー並みの『走り』を必要とする場合もあるので、いろんな曲に挑戦することは、いいことだと思いますが…。
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