弾くよりも聴く方がいいかも【新日フィル第507回定期演奏会】

昨夜は、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会を聴きに行きました。


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新日本フィルハーモニー交響楽団トリフォニー・シリーズ第507回定期演奏会
日時：2013年4月19日（金）午後7時15分開演
会場：すみだトリフォニーホール大ホール（東京・錦糸町）
指揮：クリスティアン・アルミンク
独奏：清水和音（ピアノ）
曲目：ブラームス　ピアノ協奏曲第2番
　　　シューマン　交響曲第4番
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ブラームスのピアノ協奏曲2番は、去年2月に、同じすみだトリフォニーで弾きました。
よく「交響曲的な協奏曲」と言われますが、一方で、3楽章ではチェロのソロが活躍し、「室内楽的」な要素もある曲です。

昨夜の演奏は、2楽章などでちょっと噛み合ない部分もありましたが、全体的にはとても聞きごたえのある演奏でした。
特に3楽章はとても美しいと思いました。

後半のシューマン4番。
2度ほど弾いたことありますが、コントラバス奏者としては、あまり積極的には弾きたくない曲です。
音が大きく飛躍したり、細かい音符を弾かされたりするわりには、弾き甲斐がないというか…。

でも、昨夜の演奏はとても溌剌としていて爽快。
弾くよりは聴く方が楽しいと思いました。

アルミンクという指揮者、初めて聴きましたが、41歳だとのこと。
なるほど颯爽と見えるわけです。
先日、同じ会場でブリュッヘンの演奏を聴いたので余計にそう思うのかもしれませんが…。（笑）