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ビシュコフ=N響の「幻想」を聴く [音楽・楽器]

NHK交響楽団の定期演奏会は3月はお休み。
きのう2ヵ月ぶりに聴いてきました。

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NHK交響楽団第1753回 定期公演 Bプログラム
日時:2013年4月25日(木) 午後7時開演
会場:サントリーホール
指揮:セミョーン・ビシュコフ
独奏:カティア&マリエル・ラベック(2台ピアノ)
曲目:デュビュニョン 2台のピアノと2つのオーケストラのための協奏曲「バトルフィールド」
  (2011)[日本初演]
  <アンコール>
   ガーシュイン 「ラプソディー・イン・ブルー」(2台ピアノ版)
   ベルリオーズ 幻想交響曲 作品14
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img_フィルハーモニー201304.jpg

1曲目の2台のピアノのための協奏曲「バトルフィールド」は、ラベック姉妹のために書かれた作品とのこと。
オーケストラは2つに分けられ、上手側と下手側に分かれて配置。
弦楽器は完全に半分に分かれていて、コントラバスは両側に3人ずつ。
一方管楽器は、3管編成分の人数が舞台左(下手)側にクラリネット、フルート、オーボエ、トランペット、ホルンが位置していました。
上手側にはイングリッシュホルン、ファゴット、トロンボーン・テューバが陣取ってました。
そして、下手側にはエレキベース。
さらにバンダとしてP席の後ろ(オルガンの両側)にトランペット(下手側)とバストランペット(上手側)が配置されてました。

曲は「完全に『効果音』だけ」というわけではないものの、調性はあるようなないような、いわゆる
『現代曲』で、左右のオーケストラが『対決』するわけですが、一番印象に残ったのは、エレキベースに結構目立つソロがあることでした。

ちなみに、初めて知ったのですが、ラベック姉妹の妹さんの夫は今回の指揮者のビシュコフなのだそうです。

そして、後半はベルリオーズ「幻想交響曲」
この曲、中学3年のとき、4楽章を吹奏楽コンクールの自由曲で吹きましたし、大学3年のときにはオーケストラで全曲演奏したので、とても思い出深い曲です。

ベルリオーズの英国人女優への思いを曲にしたもので、いろんな描写・場面が出てきます。
4楽章は「断頭台への行進」、そして5楽章は「ワルプルギスの夜の夢」という副題が付いていて、結構不気味な部分もあるのですが、ビシュコフの演奏は爽快で颯爽としていたように思います。

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