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「千日の約束」~韓国ドラマの話(47)~ [テレビ・映画]

「『シティーハンター in Seoul』~韓国ドラマの話(46)~」以来、久しぶりの韓国ドラマの話です。


久しぶりに通して見た韓国ドラマは「千日の約束」
若年性認知症をテーマにしています。

主演は軍隊帰りのキム・レウォンスエ

千日の約束01.jpg

キム・レウォンはお金持ちの息子で、建築設計事務所の共同代表(経営者)。
幼なじみの婚約者(金持ちの娘)がいて、親同士が公私(仕事とプライベート)で親密な関係。
キム・レウォンは一方で、スエ扮するヒロインと付き合うものの、婚約者との挙式の日程が決まり、スエとは別れる。
スエは弟とともに親に捨てられ、おばのところで貧しいながらもまっすぐに育つ。

「金持ちの男」と「貧しい女」という「いかにも韓国ドラマ」な設定ですな。)

ヒロインは出版社の主任(韓国語では「チーム長」みたいです)としてバリバリ働き、ときにはゴーストライターを務めたり、小説(?)を書くことも。
ある日、「若年性認知症で、徐々に記憶を失い死に至る」と診断され、途方に暮れるが、病気を知ったキム・レウォンは婚約を破棄し、ともに病気と闘う決意をしてヒロインと結婚する。

とまあ、こんな感じのお話です。

ドラマでは、ヒロインの認知症を軸に、キム・レウォンの婚約ドタキャンをめぐる相手や双方の両親とのせめぎ合いが大きな要素になっています。

ネタバレしないように、ストーリーはこれ以上書きませんが、最後が割とあっけなく終わり、「あれ?」という感じ。
まあ、ヒロインの病状が進み始めるまでの「人間模様」が重要なのでしょう。
そこに韓国らしい親や親戚との関係、ヒロインと彼女を捨てた母親との愛憎なども絡んで、飽きさせませんでした。

韓国で「若年性認知症」というと、ソン・イェジン主演の映画「私の頭の中の消しゴム」を思い浮かべますね。(実は見てませんが…。)
まあ、ストーリー考案というか、脚本執筆にあたって参考にしたのではないかと思います。


ところで、このドラマ、去年11月下旬から12月上旬に淡路島で断食した際、大阪の某テレビ局が毎朝放送していました。
ただ、断食が終わって東京に戻って、途中までしか見られなかったので、何とか続きを見たいと思っていたところ、CSのあるチャンネルで放送しているのに気づき、録画してゆっくり見ました。


そして、以前も書きましたが、だいぶ前なので、私の「韓国ドラマ歴」について簡単におさらい。
韓国ドラマを初めて見たのは、1994年(!)にソウルに出張したときでした。
仕事で通訳の人がオフィスにいて、遅くまで仕事していた夜に、セリフを翻訳してもらいながら見ました。(もちろん一部分だけですが…。)
「愛をあなたの胸に」というチャ・インピョ、シン・エラ主演のデパートを舞台にしたドラマでした。
チャ・インピョとシン・エラはこの共演がきっかけで結婚しています。

その後、1990年代後半、北京に駐在していたころ、香港の衛星放送などで韓国ドラマをたくさん見ました。
このころの中国語圏での韓国ドラマ人気が、いわゆる「韓流」の始まりだそうです。
こうした放送は、セリフが北京語に吹き替えられていて、字幕も北京語で出るので、語学の勉強にかなり役立ちました。
まだ「冬のソナタ」や「イブのすべて」よりもずっと前で、女優で言うと(その後自殺した)チェ・ジンシルやチョン・ドヨンが出演する作品があったのを覚えています。

それ以来、断続的に韓国ドラマを見ているので、きちんと全部見た作品だけでも約50作品になるというわけです。
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