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「王子」独奏による圧巻のシベリウス【かもめ管弦楽団演奏会終了】 [音楽・楽器]

先にお知らせしておりましたかもめ管弦楽団の定期演奏会、昨夜行われました。
(私は賛助出演=エキストラでした。)

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かもめ管弦楽団第38回定期演奏会
日時:2013年10月5日(土)18:00開演
会場:杉並公会堂 大ホール
指揮:篠原信夫
独奏:西江辰郎(新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター)
曲目:リスト 交響詩「前奏曲」
   シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調
   メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」
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【プログラム表紙】IMGかもめ38プログラム.jpg

あいにくの雨でしたが、600人以上のお客さんがご来場されたとのこと。

協奏曲のソリスト(独奏者)で「王子」の別名もある西江さんの人気が大きかったのではないでしょうか。
客席には「熱烈ファン」らしき女性がいたそうです。

そのシベリウスですが、ヴァイオリン協奏曲の中では一番聴きたい曲。
1楽章、2楽章はそんなに華やかさはないのですが、特に2楽章のため息のようなフレーズが何ともいえない感情を誘います。
きのうの演奏も(オケはともかくとして)とてもすばらしい、引き込まれるような圧巻のソロでした。
(打ち上げのときの西江さん本人の話によると、シベリウスの協奏曲を弾いたのは初めてだったそうです。)

そして、「予告」で書いたように交響詩「前奏曲」は高校時代に吹奏楽でやったあと、演奏の機会のなかった曲です。
ウン十年ぶりにようやくオーケストラでやる機会がやってきました。
自分が弾いている間はそんな余裕はないのですが、休みの間にほかの楽器のフレーズを聴いていると、いろんなことが思い出されました。

「スコットランド」はメンデルスゾーン特有の細かい音符がたくさん出て来て大変でしたが、本番が一番いい演奏だったかもしれません。
(別のオケで交響曲第5番「宗教改革」を弾くのですが、そちらもまた大変です…。)

この「かもめ管弦楽団」は2年に3回のペースで演奏会を開催しているそうで、次回は来年6月にブラームスの交響曲4番などを取り上げるそうです。
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