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久しぶりのブルックナーは大変でした【多摩管演奏会終了】 [音楽・楽器]

いつも賛助出演(エキストラ)で声をかけてくださる多摩管弦楽団の演奏会が終わりました。
【会場へ向かう途中、多摩市内の紅葉】
img_多摩市紅葉201311.jpg

【会場のパルテノン多摩】
img_パルテノン多摩201311.jpg

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多摩管弦楽団 第37回定期演奏会
日時:2013年11月4日(月・振替休日)
会場:パルテノン多摩大ホール
指揮:高橋俊之
独奏:長尾春花(ヴァイオリン)
曲目:スッペ 喜歌劇「軽騎兵」序曲
   メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調
   ブルックナー 交響曲第6番イ長調
   ヘンデル 「水上の音楽」より「アリア」<アンコール>
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メインのブルックナー6番は、初めて弾くどころか、今回の出演が決まってから初めて聴きましたが、「いかにもブルックナー」という印象の曲。

2日前にマーラーの交響曲第6番を聴きましたが、そちらを極彩色の絵画だとすれば、ブルックナーの6番は「色の数が少なく、シンプルな中にも力強い筆づかいの絵」という感じでしょうか。

過去、ブルックナーの交響曲は4番と7番、8番しか弾いたことがなかったのですが、あちらこちら、フレーズや和声(和音)の変化、楽器の使い方が4番にそっくりだと思いました。
(これまでマーラーは結構弾いてますが、ブルックナーは数えるほどしか機会がなく、今回も10年ぶりくらいだったような気がします。)

コントラバスは全体としてはそんなに大変ではないはずなのですが、1楽章に数カ所、和音が半音ずつ上がり下がりして、それをアルペジオ(分散和音)で弾くようになっています。
ブルックナーはコントラバスを半分に分けて、1拍ごとに交代で弾くように書いている(指示している)のですが、今回の演奏会ではこれを両方(全部)弾くようにとの指示。
これがかなり大変で、しかも最初の箇所は音が高いので難儀しました。
結構練習しましたが、完全には弾けませんでした。(懺悔)

まあ、それ以外は、あまり弾く機会のない曲を楽しみましたが…。

そして、この日のハイライトは、2曲目のメンデルスゾーンのVnコンチェルトだったかもしれません。
ソリストの長尾さんはまだ若い女性ですが、とてもパワフルで「聴かせる」演奏でした。
オーケストラは最後の方、「必死でついていっている」という感じでしたが…。
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