「日本をダメにしたB層の研究」「旧約聖書を知っていますか」「アマ・オケえれじい」=読み終わった本(2013.10) [読書]
読み終わった本、2013年10月分です。
▼読み終わった本
*「日本をダメにしたB層の研究」
適菜収・著、講談社
適菜収氏の本は何冊か読んでますが、これまで同様、とても刺激的な本でした。
日本の将来が心配になりますが、たぶん日本だけではないのだと思います。
メディアに勤めている身としては、いろんなことに責任があるのは否定できませんが、もちろんメディアだけの責任ではないと思います。
ちなみに「B層」とは「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち」だそうです。(私が言ってるんじゃないですし、適菜氏が作った言葉でもないそうです。)
▼読み終わった本
*「ユダヤ人の教養:グローバリズム教育の三千年 」
大澤武男・著、ちくま新書
学術や芸術、それに金融やマスコミ(メディア)の分野でのユダヤ人の活躍ぶりは、今さら指摘するまでもありませんが、この本は、そのユダヤ人の教育、そして教養について、詳しく考察しています。
日本人も見習うべき点が多いと思うのですが…。
▼読み終わった本
*「旧約聖書を知っていますか」
阿刀田高・著、新潮文庫
ユダヤ教の経典である「旧約聖書」の内容を紹介する阿刀田高氏のエッセイ。
雑誌の連載を本にしたものだそうです。
聖書の内容は断片的に耳にし、一部は知っているわけですが、改めてその内容を読み物として紹介されると、さらに内容を知りたくなりました。
この本は、古書店で100円で購入したのですが、この値段でこれだけ勉強になって、楽しい時間を過ごせるというのは、娯楽・学習としては大変な「コストパフォーマンス」だと思います。
(ちなみに上記の本によると、「コストパフォーマンス」とはB層が好む言葉らしいですが…。)
▼読み終わった本
*「アマ・オケえれじい―調布フィルハーモニー管弦楽団私記」
佐野義也・著、河出書房新社
1980年代にアマチュア・オーケストラ「調布フィルハーモニー管弦楽団」を創設した男性の手記。
私は1970年代に、できたばかりの長崎の市民オケに入っていたので、いろいろご苦労があったことは、少しは想像できるような気がします。
ただ、この本はちょっと「愚痴っぽい」ような気がしますが…。
▼読み終わった本
*「オーケストラが好きになる事典」
緒方英子・著、新潮文庫
オーケストラの各楽器について、奏者へのインタビューとともに詳しく解説した本。
登場する奏者はNHK交響楽団など、バリバリの一流プロです。
ただ、インタビュアーは音楽やオーケストラの知識がそんなにあるわけではなさそうで、「知らない」からこその分かりやすい説明の一方で、「そんなどうでもいいことを強調するのか!?」という箇所も結構ありました。
まあ、専門家向けの本ではないので、それでいいのだとは思いますが…。
▼読み終わった本
*「日本をダメにしたB層の研究」
適菜収・著、講談社
適菜収氏の本は何冊か読んでますが、これまで同様、とても刺激的な本でした。
日本の将来が心配になりますが、たぶん日本だけではないのだと思います。
メディアに勤めている身としては、いろんなことに責任があるのは否定できませんが、もちろんメディアだけの責任ではないと思います。
ちなみに「B層」とは「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち」だそうです。(私が言ってるんじゃないですし、適菜氏が作った言葉でもないそうです。)
▼読み終わった本
*「ユダヤ人の教養:グローバリズム教育の三千年 」
大澤武男・著、ちくま新書
学術や芸術、それに金融やマスコミ(メディア)の分野でのユダヤ人の活躍ぶりは、今さら指摘するまでもありませんが、この本は、そのユダヤ人の教育、そして教養について、詳しく考察しています。
日本人も見習うべき点が多いと思うのですが…。
▼読み終わった本
*「旧約聖書を知っていますか」
阿刀田高・著、新潮文庫
ユダヤ教の経典である「旧約聖書」の内容を紹介する阿刀田高氏のエッセイ。
雑誌の連載を本にしたものだそうです。
聖書の内容は断片的に耳にし、一部は知っているわけですが、改めてその内容を読み物として紹介されると、さらに内容を知りたくなりました。
この本は、古書店で100円で購入したのですが、この値段でこれだけ勉強になって、楽しい時間を過ごせるというのは、娯楽・学習としては大変な「コストパフォーマンス」だと思います。
(ちなみに上記の本によると、「コストパフォーマンス」とはB層が好む言葉らしいですが…。)
▼読み終わった本
*「アマ・オケえれじい―調布フィルハーモニー管弦楽団私記」
佐野義也・著、河出書房新社
1980年代にアマチュア・オーケストラ「調布フィルハーモニー管弦楽団」を創設した男性の手記。
私は1970年代に、できたばかりの長崎の市民オケに入っていたので、いろいろご苦労があったことは、少しは想像できるような気がします。
ただ、この本はちょっと「愚痴っぽい」ような気がしますが…。
▼読み終わった本
*「オーケストラが好きになる事典」
緒方英子・著、新潮文庫
オーケストラの各楽器について、奏者へのインタビューとともに詳しく解説した本。
登場する奏者はNHK交響楽団など、バリバリの一流プロです。
ただ、インタビュアーは音楽やオーケストラの知識がそんなにあるわけではなさそうで、「知らない」からこその分かりやすい説明の一方で、「そんなどうでもいいことを強調するのか!?」という箇所も結構ありました。
まあ、専門家向けの本ではないので、それでいいのだとは思いますが…。
「B層」という言葉が少々刺激的な感じもしますが、マスコミ報道はじめ、外部からの情報に感化されやすい人は少なくないですね。
だからこそ、そういう層を利用しようとする人たちもいるわけで...
by YAP (2013-11-03 18:12)
YAPさま
コメントありがとうございます。
「C層の研究」という本も買ってしまいました!
(読んだらアップします。)
by Lionbass (2013-11-21 12:08)