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丁寧で爽快なマーラーでした【2度目のオスロ・フィル】 [音楽・楽器]

先週はショスタコーヴィチ5番などを聴いた東芝グランドコンサート、オスロ・フィル来日公演。
きのうも聴きに行きました。

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東芝グランドコンサート2014 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会
日時:2014年3月21日(金・祝)15:00開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎駅前)
指揮:ヴァシリー・ペトレンコ
独奏:諏訪内晶子(ヴァイオリン)
曲目:モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
   メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
   バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番より<アンコール・ヴァイオリン独奏>
   マーラー 交響曲第1ニ長調
   ブラームス ハンガリー舞曲第6番<アンコール>
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img_オスロフィル表紙.jpg
img_ミューザCb.jpg

今月2日に初めてステージに乗ったミューザ川崎ですが、きのうの席はそのとき弾いていた場所のすぐ後ろでした。
(今月は、3番を弾いたあと、8番「千人の交響曲」と9番を聴いて、さらにきのうは1番を聴きました。1ヵ月に4回マーラー!)

1曲目の「フィガロの結婚」序曲は、颯爽と駆け抜ける感じ。
弦楽器の配置がマーラーのままで、人数だけ減らしているので、管楽器・打楽器(ティンパニ)との距離が結構あって、若干合わせるのに苦労している感じもしました。

2曲目はメンデルスゾーン。
諏訪内晶子さんもだいぶベテランの域に達して来たかもしれません。
きっと何百回目かの「メンコン」だと思いますが、とてもひたむきな感じを受けました。
出だしから「楽器が良くなっている」印象で、3楽章に入ると結構ガシガシ弾いてました。

そして3曲目のマーラー1番。
割と早めのテンポで、サクサク進む感じ。
でも各楽器がよく鳴っていて、アンサンブルも緻密でした。
金管楽器もまったく破綻なく、丁寧な演奏で、全体的に爽快なマーラーでした。

3楽章冒頭のコントラバスのメロディーは首席の1人弾き。
テューバは同じ3楽章のメロディーのところだけF管、それ以外は先週と同じヨーク・モデルらしき楽器でした。

先週、今週と「いいものを聴いた」という感じ。
そういえば、同じ日にライプツィヒ・ゲヴァントハウスも来日公演を開いていて、ヴァイオリン独奏は五島みどりさん。
メインの曲目はショスタコーヴィチ5番だったそうです。

来日オケが同じようなプログラムになるのはどうかと思うんですが、仕方ないんでしょうね…。
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