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26年ぶりの賛助出演で『無名の名曲』【浦和フィル演奏会終了】 [音楽・楽器]

きのう日曜日はエキストラで出演する浦和フィルの演奏会でした。

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浦和フィルハーモニー管弦楽団第56回定期演奏会
日時:2014年5月18日(日)午後2時開演
会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
指揮:佐藤寿一(音楽監督)
曲目:ライネッケ 交響曲第2番ハ短調
   ブラームス 交響曲第2番ニ長調
  <アンコール>
   ブラームス セレナーデ第1番より「スケルツォ」
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【終演直後のさいたま芸劇ステージ】
img_さいたま芸劇.jpg

ライネッケは1824生まれ(1910年没)のドイツの作曲家。
300曲を超える作品を残していて、フルートの曲などはそれなりに知られているそうですが、交響曲はほとんど無名。
私も「名前を聞いたことがあるかも」という程度で、作品を演奏するのは今回が初めてでした。

今回演奏した交響曲第2番は1874年ごろの作品ということで、一緒に演奏したブラームスの交響曲第2番と3~4年しか違わないそうです。
なかなかいい曲で、「どうして演奏される機会が少ないのだろう」とも思いましたが、いま一つ「特徴的」な部分が足りないのかもしれません。
演奏していて、オーケストレーションの「のっぺりした」感じはシューマン、第3楽章の歌謡曲的なメロディー・和声はメンデルスゾーン、そして金管楽器などの使い方はブラームスに通じるものがあるなと思いました。
でも、いい曲には違いないと思います。
オーケストラのレパートリーは結構限られているので、こうした無名の名曲を「発掘」するのは意義のあることではないかと思います。

一方、ブラームスの2番は個人的には演奏経験が(たぶん)2番目に多い曲で、大学オケでトップ(首席)のときに演奏したので、(ウン十年前ですが)結構練習しました。
今回は10年ぶりくらいですが、一緒に弾いたコントラバスのエキストラの皆さんが強力メンバーで、楽しんで弾かせてもらいました。
img_浦和フィルCb.jpg

ところで、この浦和フィルですが、実は26年前にエキストラで出演したことがありました。
当時埼玉県内に住んでいて、ある「マーラー一発オケ」でご一緒したコントラバス奏者に声をかけていただいてお手伝いしたのですが、当時はオケができて3年ほどだったようです。
(まだ合併によって「さいたま市」ができる前で、今回の会場の彩の国さいたま芸術劇場もできていませんでした。)

今回は、当時の人からお話をいただいたわけではなく、ツイッターなどのつながりが発端ですが、26年前にもいた人が数人いて、終演後のレセプションで当時の懐かしい話を聞くことができました。
(逆に言うと、26年経過するとメンバーは90%以上入れ替わっている、ということでもありますが…。)
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