カオスな交差点と勝手靴修理男とハノイの夜景【2014夏ベトナム旅行記(10)】 [旅行・乗り物]
「電気自動車でハノイ旧市街を巡る(下)【2014夏ベトナム旅行記(09)】」から続きます。
観光しながら1時間ほど乗っていた電気自動車を降り、玉山祠を見たあと、ちょっと一休み。
ホアンキエム湖北側の交差点(ロータリー?)そばにあるビルの上に向かいます。
同じビルには日系や韓国系などいろんな飲食店が入居していますが、目指すのは上の階にあるシティービュー・カフェです。
朝からビール…は自重し、ベトナムコーヒーをいただきます。
眼下に見える交差点(?)はこんな感じ。車がどう走ればいいのか、よく分かりませんね。
写真の左端、「ロータリー」左側に見えるのが湖畔の道路で、ここは左回り(写真左下から左上)の一方通行になってます。
そして「ロータリー」北側の様子はこんな感じ。
車線も信号もないので、四方八方から走ってきてカオスですが、なぜか大事故・大渋滞にはならずに車・バイクが行き交います。
一息入れたあとは、旧市街をぶらぶら。
絹製品などを売るお店が多いハンガイ通りを歩いていると、若い男が突然「靴を見せろ」と声をかけてきます。
「何か踏んではいけないものでも踏んだのか?」と思って靴を見ようとした瞬間、男が勝手に私の靴を脱がせ、接着剤のようなものを取り出します。
「何をするんだ」と思っていると、男はさらに千枚通しのような道具と丈夫そうな糸を取り出して、靴底を「修理」し始めます。(写真)
靴を取り上げて逃げようかと思ったんですが、相手は「凶器」になり得るものを持っていますし、「どこから来たのか?自分はオーサカにいったことがある」などと片言の英語で話しかけてきて、そんなに凶悪な感じは受けなかったので、あきらめてそのままやらせます。
男はさらに靴墨とブラシで靴を(簡単に)磨いてようやく戻してきます。
ここで男が「金を払ってくれ。180万ドンだ」と要求。
邦貨で約9,000円!です。
まあ靴を両方磨かせたので「少しは払ってやるか」とは思っていたのですが、さすがに9,000円は論外。
まあ、通貨(ドン)のケタが多いので、計算がめんどくさくて払ってしまう人もいるんでしょうね。
私はまず10万ドン(約500円)払い、不満そうな顔を見せたのでさらに数百円分渡して、その場を立ち去りました。
最初の時点でもう少し警戒していれば、こんな目には遭わなかったのでしょうが、ベトナムということで、最初の2日間、治安の悪さは感じなかったこともあり、ちょっと油断してました。
金額的には大したことなくて、「靴磨き代だ」と思えば全然問題ないのですが、時間を無駄にしたのと、油断していた自分が許せなくてちょっと落胆。
まあ、「9,000円」の要求にその10分の1以下しか渡さなかったのに、それで引き下がるのがベトナムなのかもしれませんが…。
そんなこんなで、ちょっと不思議な体験のあとはマッサージ店へ。
90分も揉んでもらい、ちょっとすっきり。
街歩きに戻ります。
「昼ごはんはどうしよう」と思っていたのですが、目についた食料品店で冷えた缶ビールを売っているので、買って帰ってホテルの部屋で飲むことに。
「333ビール」やKIRIのチーズ、スナック類などを買って、タクシーでホテルに戻ります。
タイ湖を見ながらひるビール!
午後はちょっと雨模様だったこともあり、部屋でゆっくり過ごします。
雨上がりの夕景です。
午前中に頼んだ洗濯が午後6時に出来上がるので、それに合わせてタクシーで旧市街へ。
無事受け取ったあと、夕食をどこにするか、付近をぶらぶら。
英語メニューのある小ぎれいなカフェに入ります。
2階のベランダ席にはヨーロッパ人らしき女性がいたり…。
飲み物はタイガービール。(ご存じのようにシンガポールのブランドです。)
豚肉の料理をいただきます。
ポークソテーだかポークチャップのようなお料理。
味はまあまあ。
腹ごしらえのあとは、前日にハノイ在住の元後輩に「是非」と勧められたソフィテルプラザの展望バーへ。
タイ湖とチュクバック湖が目の前に広がり、ハノイの市街地の夜景が満喫できます。
その写真がこちら。
実は、着いた途端に大雨になり、一瞬テラス席に座ろうとしたもののあきらめて屋内の席に移動。
写真はちょっとだけ小降りになったときの撮影です。
でも、眺望の素晴らしさはよく分かりました。
まだまだ高層ビルが少ないので、高いところに上ると視界を遮る建物が少ない、ということですね。
こうしてベトナム3日目は終わりました。
(つづく)
観光しながら1時間ほど乗っていた電気自動車を降り、玉山祠を見たあと、ちょっと一休み。
ホアンキエム湖北側の交差点(ロータリー?)そばにあるビルの上に向かいます。
同じビルには日系や韓国系などいろんな飲食店が入居していますが、目指すのは上の階にあるシティービュー・カフェです。
朝からビール…は自重し、ベトナムコーヒーをいただきます。
眼下に見える交差点(?)はこんな感じ。車がどう走ればいいのか、よく分かりませんね。
写真の左端、「ロータリー」左側に見えるのが湖畔の道路で、ここは左回り(写真左下から左上)の一方通行になってます。
そして「ロータリー」北側の様子はこんな感じ。
車線も信号もないので、四方八方から走ってきてカオスですが、なぜか大事故・大渋滞にはならずに車・バイクが行き交います。
一息入れたあとは、旧市街をぶらぶら。
絹製品などを売るお店が多いハンガイ通りを歩いていると、若い男が突然「靴を見せろ」と声をかけてきます。
「何か踏んではいけないものでも踏んだのか?」と思って靴を見ようとした瞬間、男が勝手に私の靴を脱がせ、接着剤のようなものを取り出します。
「何をするんだ」と思っていると、男はさらに千枚通しのような道具と丈夫そうな糸を取り出して、靴底を「修理」し始めます。(写真)
靴を取り上げて逃げようかと思ったんですが、相手は「凶器」になり得るものを持っていますし、「どこから来たのか?自分はオーサカにいったことがある」などと片言の英語で話しかけてきて、そんなに凶悪な感じは受けなかったので、あきらめてそのままやらせます。
男はさらに靴墨とブラシで靴を(簡単に)磨いてようやく戻してきます。
ここで男が「金を払ってくれ。180万ドンだ」と要求。
邦貨で約9,000円!です。
まあ靴を両方磨かせたので「少しは払ってやるか」とは思っていたのですが、さすがに9,000円は論外。
まあ、通貨(ドン)のケタが多いので、計算がめんどくさくて払ってしまう人もいるんでしょうね。
私はまず10万ドン(約500円)払い、不満そうな顔を見せたのでさらに数百円分渡して、その場を立ち去りました。
最初の時点でもう少し警戒していれば、こんな目には遭わなかったのでしょうが、ベトナムということで、最初の2日間、治安の悪さは感じなかったこともあり、ちょっと油断してました。
金額的には大したことなくて、「靴磨き代だ」と思えば全然問題ないのですが、時間を無駄にしたのと、油断していた自分が許せなくてちょっと落胆。
まあ、「9,000円」の要求にその10分の1以下しか渡さなかったのに、それで引き下がるのがベトナムなのかもしれませんが…。
そんなこんなで、ちょっと不思議な体験のあとはマッサージ店へ。
90分も揉んでもらい、ちょっとすっきり。
街歩きに戻ります。
「昼ごはんはどうしよう」と思っていたのですが、目についた食料品店で冷えた缶ビールを売っているので、買って帰ってホテルの部屋で飲むことに。
「333ビール」やKIRIのチーズ、スナック類などを買って、タクシーでホテルに戻ります。
タイ湖を見ながらひるビール!
午後はちょっと雨模様だったこともあり、部屋でゆっくり過ごします。
雨上がりの夕景です。
午前中に頼んだ洗濯が午後6時に出来上がるので、それに合わせてタクシーで旧市街へ。
無事受け取ったあと、夕食をどこにするか、付近をぶらぶら。
英語メニューのある小ぎれいなカフェに入ります。
2階のベランダ席にはヨーロッパ人らしき女性がいたり…。
飲み物はタイガービール。(ご存じのようにシンガポールのブランドです。)
豚肉の料理をいただきます。
ポークソテーだかポークチャップのようなお料理。
味はまあまあ。
腹ごしらえのあとは、前日にハノイ在住の元後輩に「是非」と勧められたソフィテルプラザの展望バーへ。
タイ湖とチュクバック湖が目の前に広がり、ハノイの市街地の夜景が満喫できます。
その写真がこちら。
実は、着いた途端に大雨になり、一瞬テラス席に座ろうとしたもののあきらめて屋内の席に移動。
写真はちょっとだけ小降りになったときの撮影です。
でも、眺望の素晴らしさはよく分かりました。
まだまだ高層ビルが少ないので、高いところに上ると視界を遮る建物が少ない、ということですね。
こうしてベトナム3日目は終わりました。
(つづく)
これで事故が起こらないってんですから、不思議です。
ある意味、他の国より運転うまいとか?
いやいや、ちょっと違いますよね。
by YAP (2014-09-20 22:49)
YAPさま
前のエントリーで「いろんなところが中国に似ている」と書きましたが、実はこの「交通マナー」も中国に住んでたときと共通する何かがあると思いました。
「ルール」があいまいな代わりに、ギリギリのところで譲り合って、結果的に致命的な事故を回避しているというか…。
でも、「効率」を考えたら、改めていかなければならないんでしょうね。
by Lionbass (2014-09-24 16:33)