撃墜機モニュメントに米・仏への怒りを見る【2014夏ベトナム旅行記(13)】

「戦いと苦難の歴史を目のあたりにする【2014夏ベトナム旅行記(12)】」から続きます。

ベトナム軍事歴史博物館のお話のつづき。
航空機関係の展示物は屋外にあります。

入り口から見えるのはソ連製のミグ-21戦闘機。
ベトナム戦争中にアメリカ軍の戦闘機を空中戦を演じ、大きな戦果を挙げたそうです。




こちらはイリューシン14型旅客機。
ベトナムの要人輸送などに使われました。



こちらはアメリカ製UH-1Hヘリコプター。
ベトナム戦争を描いた映画「地獄の黙示録」を思い出します。



こちらはアメリカ軍の攻撃機A-1スカイレイダー。



そして、屋外でひときわ目を引くのがこちらの高くそびえるこちらのモニュメント。
アメリカ軍の大型爆撃機B-52やフランス軍の軍用機など、撃墜した敵機の残骸を積み重ねたものだそうです。







ベトナムの人たちを苦しめたフランス、アメリカに対する怒りをまざまざと感じますね。

（つづく）

タグ：ベトナム 旅行 ハノイ 軍事歴史博物館 モニュメント B52 撃墜 戦争

コメント 6

負の遺産を「負の遺産」としてきちんと伝えていっているのか気になるところです。
前回と同じようなコメントになってしまいました。
by YAP (2014-09-23 06:28) 

娘達吹奏楽部のミスサイゴンを思い出しました。
by hanamura (2014-09-23 07:00) 

北の戦闘機というとミグ２１でしたよね。今でも北朝鮮あたりでは現役バリバリだとか。
しかし、ソ連崩壊後はミグというブランドはあまり聞かなくなったような気がします。
by サットン (2014-09-26 21:30) 

YAPさま
多くの国で「過去の出来事」を適切に伝えるのは難しいことなんでしょうね。
これだけ、具体的「物証」があっても、若者にはピンとこないのではないでしょうか？
by Lionbass (2014-09-29 14:27) 

hanamuraさま
「ミスサイゴン」は見たことなくて…。
今回の訪問で興味は湧いてきました。
旅行前に本は何冊か読んだんですけどね。
by Lionbass (2014-09-29 14:29) 

サットンさま
旧ソ連の航空機というと、ミグ、イリューシン、アントノフ、ツポレフって感じでしたね。
今、軍用機だとスホーイをよく聞くような気もします。
by Lionbass (2014-09-29 14:31)