長い戦いの歴史を目のあたりにする【2014夏ベトナム旅行記(12)】 [旅行・乗り物]
「おしゃれ朝食と軍事博物館の古い管楽器たち【2014夏ベトナム旅行記(11)】」から続きます。
ハノイ滞在最終日にベトナム戦争軍事博物館へ。
メインの展示は、ベトナムがフランスやアメリカを相手した長い戦争の歴史です。
日本では「ベトナム戦争」というと、アメリカと北ベトナム&ベトコン(南ベトナム民族解放戦線)の戦いだと考える人が多いと思います。
しかし、19世紀からベトナムを支配していたフランスとのベトナムの間の独立戦争を「第一次インドシナ戦争」とし、アメリカとの戦いを「第二次インドシナ戦争」としているそうです。
地理的な条件など、さまざまな理由があるのでしょうが、ベトナムがたどってきた苦難の歴史を思い知らされます。
詳細は省略しますが、館内では、対仏、対米の両戦争の様子が地図や写真で説明されています。
当時耳にしたことがあるような戦いの名前がちらほら…。
そして、なんといってもいろんな兵器の展示が目を引きます。
まずは陸上戦力。
こちらはソ連製T-54B戦車。
こちらのソ連製戦車(T-54)は、ベトナム戦争終結の際、サイゴン(現ホーチミン市)の大統領官邸に突入したものだそうです。
こちらはアメリカ軍のM48戦車。
アメリカ軍のジープ。
ベトナム戦争が終わったのは、もう40年近く前のことなわけですが、私たちの世代にとっては、決して「歴史上の出来事」ではなく、「記憶に残っている」戦争です。
直接ではなくても、ニュースでずっと見ていましたし、日本国内のさまざまな出来事も、ベトナム戦争、そして東西冷戦と無縁ではありませんでした。
こうして実際の戦いで使用された兵器類を見ると、いろいろ考えさせられます。
(つづく)
ハノイ滞在最終日にベトナム戦争軍事博物館へ。
メインの展示は、ベトナムがフランスやアメリカを相手した長い戦争の歴史です。
日本では「ベトナム戦争」というと、アメリカと北ベトナム&ベトコン(南ベトナム民族解放戦線)の戦いだと考える人が多いと思います。
しかし、19世紀からベトナムを支配していたフランスとのベトナムの間の独立戦争を「第一次インドシナ戦争」とし、アメリカとの戦いを「第二次インドシナ戦争」としているそうです。
地理的な条件など、さまざまな理由があるのでしょうが、ベトナムがたどってきた苦難の歴史を思い知らされます。
詳細は省略しますが、館内では、対仏、対米の両戦争の様子が地図や写真で説明されています。
当時耳にしたことがあるような戦いの名前がちらほら…。
そして、なんといってもいろんな兵器の展示が目を引きます。
まずは陸上戦力。
こちらはソ連製T-54B戦車。
こちらのソ連製戦車(T-54)は、ベトナム戦争終結の際、サイゴン(現ホーチミン市)の大統領官邸に突入したものだそうです。
こちらはアメリカ軍のM48戦車。
アメリカ軍のジープ。
ベトナム戦争が終わったのは、もう40年近く前のことなわけですが、私たちの世代にとっては、決して「歴史上の出来事」ではなく、「記憶に残っている」戦争です。
直接ではなくても、ニュースでずっと見ていましたし、日本国内のさまざまな出来事も、ベトナム戦争、そして東西冷戦と無縁ではありませんでした。
こうして実際の戦いで使用された兵器類を見ると、いろいろ考えさせられます。
(つづく)
もうそんなに前になりますか。
こういうのが展示されていて子供と記念撮影しているのを見ると、あの戦争はベトナム人にとって、栄光のときだったのでしょう?
by YAP (2014-09-22 06:44)
YAPさま
「ベトナム戦争」については、ハノイとホーチミン市、つまり旧北ベトナムと南ベトナムで受け止め方が違うという話も聞きます。
「第二次大戦後に日本がアメリカとソ連に分割占領されていたらどうなっていたか?」という小説とかありますが、ベトナムを北と南ではいろいろ違う部分があるのではないかと思います。
by Lionbass (2014-09-24 16:43)