線路際の生活とカフェのWi-fiパスワード【2014夏ベトナム旅行記(14)】

「撃墜機モニュメントに米・仏への怒りを見る【2014夏ベトナム旅行記(13)】」から続きます。

ハノイ滞在最終日の9月2日の午前中。
ベトナム軍事歴史博物館の見学を終え、次はどこに行くか考えながら付近を散策。

間もなく、鉄道の線路が道路を横切っているところを通りかかります。

踏切から線路沿いに入って歩いてみると、こんな光景が続いています。



この線路は、首都ハノイと、旧南ベトナムの首都サイゴン（現ホーチミン市）を結ぶ「ベトナム統一鉄道」のもの。
日本で言えば東京～大阪間の東海道線のような大幹線のはずなんですが…。

ちなみに、ハノイ～ホーチミン市は約1,700km。
日本で言えば青森～下関間、つまり本州縦断に匹敵するくらいの距離です。



1日に10本あまりの列車しか走らないらしく、付近の住民は線路を歩いたり、線路際で炊事・洗濯したり。




日本のBS放送でこの春以降、ベトナムの鉄道に芸能人が乗る番組を2〜3本放送していたので、この付近の光景もテレビで見ていました。
驚きはしないものの、やはり目の前で見るとやはりちょっと異様な光景ですね。

本当は列車が来るまで待ちたかったんですが、ダイヤも調べていなかったので、断念しました。

こちらはハノイ駅構内に入るところの線路。


そしてこちらはハノイ駅の駅舎（再掲）です。



未明・早朝に雨が降ったりして、かなり蒸し暑い日だったので、近くのカフェでちょっと休憩。

こちらは、お店の無料Wi-fiのパスワード。
注文確認用の番号札のところに示されています。


（つづく）

タグ：旅行 ベトナム ハノイ 鉄道 線路 住宅 Wi-Fi

コメント 6

この線路、テレビで見覚えがありますよ。
ある意味、生活に密着した路線ですね。
線路と両脇の建物の関係を見ると、電車が通ったらかなりギリギリに感じるでしょうね。
by YAP (2014-09-26 06:09) 

人々の生活道路に延びる線路、
日本ではあり得ないこの情景は、
ベトナムらしくて、いい雰囲気ですね〜。
どんな列車が走ってくるのか、ちょっと興味はありますが、
列車の姿がなくても、じゅうぶん画になる情景ですね(^^)
by あおたけ (2014-09-26 09:52) 

似たような光景をバンコクやマニラ近郊で見たように思います。もちろんテレビでですが。
でも、こちらハノイの線路は枕木もしっかりしていて規格が高いようですね。さすが東海道線！
by サットン (2014-09-26 21:35) 

YAPさま
今年前半だけで2～3回見たので、きっと頻繁にテレビで取り上げられているんでしょうね。
ずっとこの状態なのでしょうし…。^_^
by Lionbass (2014-10-06 00:35) 

あおたけさま
「生活道路に線路が延びている」のか「線路の両側が道路になった」のか、よく分かりませんが、いい「味」だしてますよね。
列車が来るところを見にまた行きたくなりました。
by Lionbass (2014-10-06 00:37) 

サットンさま
ご指摘の通りで、私も枕木がコンクリート製なのはちょっと驚きました。
製造国がどこなのか調べればよかったな、と思ってます。^_^
by Lionbass (2014-10-06 00:39)