「おとなの教養」「もしドラ」「オーケストラは素敵だ」「鉄道でゆく凸凹地形の旅」=読み終わった本(2014.10) [読書]
「読み終わった本」リスト(忘備録)、2014年10月分です。
▼読み終わった本
*「おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」
池上彰・著、NHK出版新書
山のように本を出している元NHK・池上彰氏の「教養」についての本。
古代の「教養」とはギリシャ・ローマ時代に起源を持つ「自由七科」を指しました。
「文法」「修辞学」「論理学」「算術」「幾何学」「天文学」「音楽」の7つだそうです。
池上氏はこれに代わって、「宗教」「宇宙」「経済学」など7つの分野・学問を「現代の自由七科」として提唱しています。
詳しくはこの本を是非読んでください。
「すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる」という言葉が、とても重要なことを言い表していると思いました。
現代の教育は「役に立つ・立たない」の議論が先に立っているような気がしますが…。
▼読み終わった本
*「『マエストロ、時間です』~サントリーホール ステージマネージャー物語~」
宮崎隆男・著、ヤマハミュージックメディア
サントリーホール会館に際してステージマネジャーを務めた宮崎隆男氏の本。
「ステージマネージャー」と言われてもどんな仕事か分からない人が多いと思いますが、この本ではその辺のところから初めて、サントリーホールで演奏会を開いた多くの音楽家のエピソードなどを交え、演奏会の裏話やクラシック音楽業界の状況などがよく分かる、とても面白い本でした。
▼読み終わった本
*「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎夏海・著、ダイヤモンド社
ベストセラーになった「もしドラ」ですが、ようやく手に取りました。
ドラッカーはオーストリア生まれのマネジメントの大家なわけですが、現代型の組織の理想型の一つとしてオーケストラを挙げていたことでも知られています。
この「もしドラ」は、文字どおり高校野球の女子マネジャーが「高校野球の『顧客』って誰だろう」などと考えながらチームを強くしていくさまを描いています。
アマチュアオーケストラにも当てはまる部分がたくさんあると思いました。
▼読み終わった本
*「オーケストラは素敵だ―オーボエ吹きの修行帖」
茂木大輔・著、中公文庫
NHK交響楽団首席オーボエ奏者の茂木大輔氏の本。
ドイツ留学当時の話を中心に、自らの『修行』の様子を『真面目』に語っています。
仕事や趣味で音楽にクラシック音楽に親しむ人は読んで損はないと思います。
▼読み終わった本
*「鉄道でゆく凸凹地形の旅」
今尾恵介・著、朝日新書
ご存じ、地図と鉄道に詳しいアマチュア打楽器奏者、今尾氏の本。
山手線や地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線の線路の高さの話から、東京の地形について考えるなど、「へえ」と思わされるエピソード満載で、テツと地図マニア必読の本だと思います。
▼読み終わった本
*「図ですぐわかる! 日本100大企業の系譜」
菊地浩之・著、メディアファクトリー新書
日本の大企業にはいくつかの「グループ」があるわけですが、「戦前の◎◎財閥がどうのこうの」と言われてもなかなかピンと来ませんよね。
そのあたりを整理するのに最適の本でした。
▼読み終わった本
*「ビジネスを蝕む 思考停止ワード44」
博報堂ブランドデザイン・著、アスキー新書
「面白そう」と思って買ったのですが、期待ほどではなかったかなあ、という感じ…。
言葉を扱う本の割には、いきなり「耳ざわりがいい」という表現が出てきて「なんだかなあ」という感じ。
あまり批判めいたことは書きたくないのでこれくらいにしておきますが…。
▼読み終わった本
*「現場力を引き出すリーダーの条件 『オーケストラ型』マメジメント」
デイナ・アーディー著、小笹芳央・解説、伊豆原弓・訳、日経BP社
上記の「もしドラ」のところでも書きましたが、「オーケストラ」を組織の運営・管理(マネジメント)の対象として議論する本がいろいろ出ています。
この本は、アメリカ人の書いた本なので、思ったほどオーケストラに言及している訳ではないのですが、いろいろヒントが得られたように思います。
▼読み終わった本
*「アホでマヌケな中国」
福島香織ほか・著、宝島SUGOI文庫
いろんな中国専門家が書いた「中国がいかにひどい国か」を紹介する本。
私は北京に住んでいたので、ある程度は分かっているわけですが、それでも改めて読むと愕然とする話もちらほら。
でも隣の国をあれこれ貶してばかりなのもどうかとは思います。
お互いに遠くに離れることはできないんですから…。
▼読み終わった本
*「おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」
池上彰・著、NHK出版新書
山のように本を出している元NHK・池上彰氏の「教養」についての本。
古代の「教養」とはギリシャ・ローマ時代に起源を持つ「自由七科」を指しました。
「文法」「修辞学」「論理学」「算術」「幾何学」「天文学」「音楽」の7つだそうです。
池上氏はこれに代わって、「宗教」「宇宙」「経済学」など7つの分野・学問を「現代の自由七科」として提唱しています。
詳しくはこの本を是非読んでください。
「すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる」という言葉が、とても重要なことを言い表していると思いました。
現代の教育は「役に立つ・立たない」の議論が先に立っているような気がしますが…。
▼読み終わった本
*「『マエストロ、時間です』~サントリーホール ステージマネージャー物語~」
宮崎隆男・著、ヤマハミュージックメディア
「マエストロ、時間です」~サントリーホール ステージマネージャー物語~
- 作者: 宮崎 隆男
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2001/10/01
- メディア: 単行本
サントリーホール会館に際してステージマネジャーを務めた宮崎隆男氏の本。
「ステージマネージャー」と言われてもどんな仕事か分からない人が多いと思いますが、この本ではその辺のところから初めて、サントリーホールで演奏会を開いた多くの音楽家のエピソードなどを交え、演奏会の裏話やクラシック音楽業界の状況などがよく分かる、とても面白い本でした。
▼読み終わった本
*「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎夏海・著、ダイヤモンド社
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎 夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
ベストセラーになった「もしドラ」ですが、ようやく手に取りました。
ドラッカーはオーストリア生まれのマネジメントの大家なわけですが、現代型の組織の理想型の一つとしてオーケストラを挙げていたことでも知られています。
この「もしドラ」は、文字どおり高校野球の女子マネジャーが「高校野球の『顧客』って誰だろう」などと考えながらチームを強くしていくさまを描いています。
アマチュアオーケストラにも当てはまる部分がたくさんあると思いました。
▼読み終わった本
*「オーケストラは素敵だ―オーボエ吹きの修行帖」
茂木大輔・著、中公文庫
NHK交響楽団首席オーボエ奏者の茂木大輔氏の本。
ドイツ留学当時の話を中心に、自らの『修行』の様子を『真面目』に語っています。
仕事や趣味で音楽にクラシック音楽に親しむ人は読んで損はないと思います。
▼読み終わった本
*「鉄道でゆく凸凹地形の旅」
今尾恵介・著、朝日新書
ご存じ、地図と鉄道に詳しいアマチュア打楽器奏者、今尾氏の本。
山手線や地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線の線路の高さの話から、東京の地形について考えるなど、「へえ」と思わされるエピソード満載で、テツと地図マニア必読の本だと思います。
▼読み終わった本
*「図ですぐわかる! 日本100大企業の系譜」
菊地浩之・著、メディアファクトリー新書
図ですぐわかる! 日本100大企業の系譜 (メディアファクトリー新書)
- 作者: 菊地 浩之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2013/12/27
- メディア: 新書
日本の大企業にはいくつかの「グループ」があるわけですが、「戦前の◎◎財閥がどうのこうの」と言われてもなかなかピンと来ませんよね。
そのあたりを整理するのに最適の本でした。
▼読み終わった本
*「ビジネスを蝕む 思考停止ワード44」
博報堂ブランドデザイン・著、アスキー新書
「面白そう」と思って買ったのですが、期待ほどではなかったかなあ、という感じ…。
言葉を扱う本の割には、いきなり「耳ざわりがいい」という表現が出てきて「なんだかなあ」という感じ。
あまり批判めいたことは書きたくないのでこれくらいにしておきますが…。
▼読み終わった本
*「現場力を引き出すリーダーの条件 『オーケストラ型』マメジメント」
デイナ・アーディー著、小笹芳央・解説、伊豆原弓・訳、日経BP社
現場力を引き出すリーダーの条件 「オーケストラ型」マメジメント
- 作者: デイナ・アーディー
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/08/12
- メディア: 単行本
上記の「もしドラ」のところでも書きましたが、「オーケストラ」を組織の運営・管理(マネジメント)の対象として議論する本がいろいろ出ています。
この本は、アメリカ人の書いた本なので、思ったほどオーケストラに言及している訳ではないのですが、いろいろヒントが得られたように思います。
▼読み終わった本
*「アホでマヌケな中国」
福島香織ほか・著、宝島SUGOI文庫
いろんな中国専門家が書いた「中国がいかにひどい国か」を紹介する本。
私は北京に住んでいたので、ある程度は分かっているわけですが、それでも改めて読むと愕然とする話もちらほら。
でも隣の国をあれこれ貶してばかりなのもどうかとは思います。
お互いに遠くに離れることはできないんですから…。
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