「IT社会事件簿」「駅をデザインする」「踊る昭和歌謡」「ウェブニュース一億総バカ時代」「イスラム戦争」=読み終わった本(2015.06) [読書]
「読み終わった本」リスト(忘備録)、2015年6月分です。
▼読み終わった本
*「IT社会事件簿」
矢野直明・著、 ディスカヴァー携書
もっと最近の事件中心かと思っていたら、「東芝クレーマー事件」とか「ウィニー」をめぐる問題とか、今となっては「歴史」に属するような話も盛り込まれていて、「そういえばそういうこともあったなあ」と思いました。
そういえば最近、ツイッターでは「インターネット老人会」という話が盛り上がってましたが…。
「パソコン通信」とか完全に「紀元前」の話ですね。
▼読み終わった本
*「駅をデザインする」
赤瀬達三・著、ちくま新書
とても面白い本でした。
「デザイン」と言っても、建物の設計の話から、運賃・料金の分かりやすさ、利用客・乗客の導線や案内表示など、さまざまな要素が含まれていて、結構難しいものだということが分かりました。
「駅」には「駅ビル」や「駅ナカ」などの商業施設も当然含まれますし…。
昔の地下鉄駅の写真が載っているんですが、出口の案内よりも直結したデパートの広告が大きかったりして、結構カオスだったことが分かります。
結局、鉄道会社とかデパート・駅ビル、行政などがそれぞれ勝手に物事を進めると、利用者・乗客にとって便利にはならないということですね。
日本でも、異なる鉄道事業者の間で「ゾーン制運賃」などを導入しないと、分かりにくさは解消されないんでしょうね。
東京メトロと都営地下鉄の統合さえ実現しないわけで、ハードルは高いと思いますが…。
▼読み終わった本
*「韓国人による恥韓論」
シンシアリー・著、扶桑社新書
ちょっと話題になった韓国人による「反・反日」の本。
(著者が本当に韓国人かどうかは未確認ですが…。)
韓国の多くの人は(日本を毛嫌いしているわけでないという)「本音」と、「反日」という「建前」(表の顔)は違うんではないかと思うのですが…。
まあ、本の中身としては「ああ、そうだろうな」という部分が多くて、そんなに目新しい話はありませんでした。
▼読み終わった本
*「結局、『まじめ』な人が一番強い!」
和田秀樹・著、新講社ワイド新書
「我が意を得たり」というところは多かったんですが、以前読んだ「真面目な人は長生きする 八十年にわたる寿命研究が解き明かす驚愕の真実」の方がより面白かったかなあ、という感じでした。
▼読み終わった本
*「踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽」
輪島裕介・著、NHK出版新書
以前読んだ「創られた『日本の心』神話-『演歌』をめぐる戦後大衆音楽史」の著者による新たな「日本歌謡史」の本。
「踊り(ダンス)」という視点に絞って、日本の「流行音楽」について通史的に考察しています。
子供のころ、よく「マンボ」を耳にする機会があったような気がしますし、「ドドンパ」とか「ゴーゴー」とかよく理解しないままに聞いていた曲・音楽の背景がよく分かりました。
▼読み終わった本
*「ウェブニュース一億総バカ時代」
三田ゾーマ・著、双葉新書
「ニュースは新聞やテレビではなくネットで見る」という人がますます増えていると思いますが、その「ウェブニュース」の概要・背景について、分かりやすく紹介しています。
まあメディアに関係する人間にとっては「今さら」の部分もありますが、「リテラシー」の大事さを再確認しました。
▼読み終わった本
*「イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北」
内藤正典・著、集英社新書
「ヨーロッパとイスラーム―共生は可能か」の著者によるイスラムに関する本。
イスラムについてよく理解したうえ、客観的・かつ詳しく論じています。
異文化を理解することの難しさを痛感させられました。
▼読み終わった本
*「IT社会事件簿」
矢野直明・著、 ディスカヴァー携書
もっと最近の事件中心かと思っていたら、「東芝クレーマー事件」とか「ウィニー」をめぐる問題とか、今となっては「歴史」に属するような話も盛り込まれていて、「そういえばそういうこともあったなあ」と思いました。
そういえば最近、ツイッターでは「インターネット老人会」という話が盛り上がってましたが…。
「パソコン通信」とか完全に「紀元前」の話ですね。
▼読み終わった本
*「駅をデザインする」
赤瀬達三・著、ちくま新書
とても面白い本でした。
「デザイン」と言っても、建物の設計の話から、運賃・料金の分かりやすさ、利用客・乗客の導線や案内表示など、さまざまな要素が含まれていて、結構難しいものだということが分かりました。
「駅」には「駅ビル」や「駅ナカ」などの商業施設も当然含まれますし…。
昔の地下鉄駅の写真が載っているんですが、出口の案内よりも直結したデパートの広告が大きかったりして、結構カオスだったことが分かります。
結局、鉄道会社とかデパート・駅ビル、行政などがそれぞれ勝手に物事を進めると、利用者・乗客にとって便利にはならないということですね。
日本でも、異なる鉄道事業者の間で「ゾーン制運賃」などを導入しないと、分かりにくさは解消されないんでしょうね。
東京メトロと都営地下鉄の統合さえ実現しないわけで、ハードルは高いと思いますが…。
▼読み終わった本
*「韓国人による恥韓論」
シンシアリー・著、扶桑社新書
ちょっと話題になった韓国人による「反・反日」の本。
(著者が本当に韓国人かどうかは未確認ですが…。)
韓国の多くの人は(日本を毛嫌いしているわけでないという)「本音」と、「反日」という「建前」(表の顔)は違うんではないかと思うのですが…。
まあ、本の中身としては「ああ、そうだろうな」という部分が多くて、そんなに目新しい話はありませんでした。
▼読み終わった本
*「結局、『まじめ』な人が一番強い!」
和田秀樹・著、新講社ワイド新書
「我が意を得たり」というところは多かったんですが、以前読んだ「真面目な人は長生きする 八十年にわたる寿命研究が解き明かす驚愕の真実」の方がより面白かったかなあ、という感じでした。
▼読み終わった本
*「踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽」
輪島裕介・著、NHK出版新書
以前読んだ「創られた『日本の心』神話-『演歌』をめぐる戦後大衆音楽史」の著者による新たな「日本歌謡史」の本。
「踊り(ダンス)」という視点に絞って、日本の「流行音楽」について通史的に考察しています。
子供のころ、よく「マンボ」を耳にする機会があったような気がしますし、「ドドンパ」とか「ゴーゴー」とかよく理解しないままに聞いていた曲・音楽の背景がよく分かりました。
▼読み終わった本
*「ウェブニュース一億総バカ時代」
三田ゾーマ・著、双葉新書
「ニュースは新聞やテレビではなくネットで見る」という人がますます増えていると思いますが、その「ウェブニュース」の概要・背景について、分かりやすく紹介しています。
まあメディアに関係する人間にとっては「今さら」の部分もありますが、「リテラシー」の大事さを再確認しました。
▼読み終わった本
*「イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北」
内藤正典・著、集英社新書
「ヨーロッパとイスラーム―共生は可能か」の著者によるイスラムに関する本。
イスラムについてよく理解したうえ、客観的・かつ詳しく論じています。
異文化を理解することの難しさを痛感させられました。
2015-07-03 08:00
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コメント(4)
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ご訪問&nice ありがとうございます。
ブログ開設してから、本を読む時間が激減しました(*´∇`*)
by johncomeback (2015-07-03 09:21)
ネット上には情報が多すぎて玉石混淆ですね。
その中から正しいものを拾い上げる能力が必要ですね。
by YAP (2015-07-04 06:46)
johncomeback (オッサン一人旅)さま
こちらこそありがとうございます。
当方も5年間「ブログ毎日更新」していたんですが、さすがに「ほかのことにも時間を使おう」と思いまして、最近は3〜5日に1回にとどめております。
今後ともよろしくお願いします。
by Lionbass (2015-07-04 09:24)
YAPさま
おっしゃる通りですね。
「先入観を持たない」一方で、「物ごとの本質を的確につかむ」必要もあると思うんですが、これは相反することのような気もしています。
難しいものですね。
by Lionbass (2015-07-04 09:25)