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『三大交響曲』はオーソドックスな好演でした【マズア指揮=読響を聴く】 [音楽・楽器]

本日は読響のオペラシティ名曲シリーズを聴きに行きました。

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第3回東京オペラシティ名曲シリーズ
日時:2015年8月16日14時開演
会場:東京オペラシティ コンサートホール(東京・初台)
指揮:ケン=デイヴィッド・マズア
曲目:シューベルト 交響曲第7番ロ短調「未完成」
   ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調(「運命」)
   ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界から」
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img_読響201508.jpg

「未完成」「(通称)運命」「新世界(から)」の3曲は、クラシックファン以外にもうよく知られている名曲ということで、俗に「三大交響曲」などと呼ばれているようです。

この3曲に共通しているのは「曲のタイトル(愛称)」が付けられていること。
アマチュアオーケストラでよく演奏される曲としては、ブラームス交響曲1番、チャイコフスキー交響曲5番などが上位に入りますが、きょうの「未完成」「運命」「新世界」は聴く方にも演奏する方にも人気ということは言えると思います。

ちなみに「新世界から」はドヴォルザーク自身の命名ですが、「未完成」は2楽章までしか書かれず完成していないことによる名前ですし、「運命」は弟子が「脚色」したエピソードに基づく「俗称」です。

読響は毎年夏休みに、この3曲をプログラムとする演奏会を開いているとのこと。
今回は、「オペラシティ名曲シリーズ」の1回としてチケットを購入していたので、足を運びました。

指揮のマズアは、読響名誉指揮者であるドイツの巨匠、クルト・マズアの息子。
(アメリカでの活動が多いためか、Davidは英語読みですね。)
まだ38歳だということですが、非常に手慣れた棒で、オケもオーソドックスな好演でした。

ポピュラー系でもそうだと思いますが、音楽は知っている曲の方が入り込みやすいような気がします。

なお、読響は今月21日にはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番という「三大協奏曲」の演奏会も開くことになっています。
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