SSブログ

颯爽としてカッコいいシュトラウスでした【N響10月B定期を聴く】 [音楽・楽器]

いつも書いておりますが、NHK交響楽団のBプログラム定期会員になっています。
先月のは家族に譲りましたが、9月のA定期(ベートーヴェン)と10月A定期(マーラー)を聴き、きのうはパーヴォ・ヤルヴィ指揮のオール・リヒャルト・シュトラウス・プログラムを聴きに行きました。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
NHK交響楽団 第1818回定期公演Bプログラム
日時:2015年10月15日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(首席指揮者)
独奏:トルルス・モルク(チェロ)
   佐々木亮(N響首席ヴィオラ奏者)
曲目:リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」
   同 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
   同 歌劇「ばらの騎士」組曲
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

img_SUNTORYHALL201510.jpg

今シーズンから首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィがABC3つのプログラムを振る今月のN響定期。

先日、A定期のマーラー交響曲第2番「復活」をNHKホールで聴きましたが、B定期はオール・シュトラウスです。
(水曜・木曜と同じプログラムで演奏するので2日目ということになります。)

マーラー「復活」は割とすっきりしていて、ズンズン前に行きすぎる印象だったんですが、そのスタイルはシュトラウスにはマッチするのではないかと期待して聴きました。

前半は「ドン・キホーテ」。
(2F席最後列で聴きました。)
チェロ独奏がちょっと不思議な騎士、ドン・キホーテを、ヴィオラ独奏が従者のサンチョ・パンサを表します。
演奏は細部にわたり均整がとれてレベルの高さを見せつけるものだったと思います。

休憩後は「ティル」と「ばら騎士」。
(P席=舞台後方で聴いたので終始指揮者を見てました。)
「ドン・キホーテ」は演奏したことがないんですが、後半の2曲はかなり前ですがやったことがあります。

「ティル」はホルンにとても目立つソロがあるんですが、完璧でした。
もちろんヴァイオリン(コンサートマスター)も。
全体的にリズムがとても難しいのですが、もちろんとてもよくかみ合っていたと思います。

「ばら騎士」は、指揮者が片足を上げるほど大きな身振りで、オケもだいぶリラックスしてきたようには感じました。

実は、今回のプログラムは録音してCDを製作するということなので、全体としてはオケも緊張していたかもしれません。
でも全体的には颯爽とした指揮によく応えたカッコいい演奏でした。

ヤルヴィは今後、12月の「第九」や来年2月の3つのプログラムも振ることになっています。
nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。