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ヴィヴァルディとハイドンとモーツァルトを聴く【FAP秋のコンサート】 [音楽・楽器]

きのうは身内の出演する演奏会を聴きに行きました。

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ザ・ファインアーツ・フィルハーモニック(FAP) 秋のコンサートIX
日時:2015年11月3日(火)19:00開演
会場:文京シビックホール小ホール(東京・後楽園)
指揮: 田中 一嘉
曲目:ヴィヴァルディ 合奏協奏曲「調和の霊感」第10番 ロ短調
   ハイドン 交響曲第22番 変ホ長調「哲学者」
   モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調
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img_FAP20151103.jpg

ファインアーツ・フィルは「小さ目の編成」で古典派の曲を中心に取り上げているアマチュアオーケストラです。
秋のコンサートは、春の演奏会よりもさらに小さい編成で室内楽曲なども取り上げていますが、昨夜はヴィヴァルディ、ハイドン、モーツァルトという1700年代(18世紀)の作品。

モーツァルトは普通のオケの演奏会でも聴くことができますが、ヴィヴァルディやハイドンはあまり取り上げられません。
というより、ヴィヴァルディは「違うジャンル」の作品と考えた方がいいのかもしれません。
ロックでいうとビートルズの後期の曲と初期のロックンロールが違うように…。

昨夜の演奏ですが、ヴィヴァルディはヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者がそれぞれ結構高度な技巧を要求され、チェロやコントラバスは「通奏低音」として相当な「運動量」と音程の正確さを求められます。
それぞれの奏者がとても健闘していました。

ハイドンの「哲学者」は初めて聴きました。
やはり人数が少ないだけに、弦楽器も管楽器(コールアングレ、ホルン、ファゴット)も、緊張を強いられそうな曲でした。

そして、モーツァルト39番は自分自身も演奏経験のある作品。
やはり聴いていて「心地よい」演奏でした。
ただ、弦楽器には「ヴィヴァルディで力を使い果たしたんだろうな」という雰囲気をちょっとだけ感じました。

こうした小さい編成の曲は、自信がないと取り上げられませんし、奏者1人1人の技術向上にもつながるのではないかと思いました。

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hanamura

地方の県庁所在地等では、2・3の限られたホールで、演奏会を選んでいたのですがぁ・・・。どこでも行ける(?)首都圏では、逆にチケットが取れません。まぁ、仕事の都合もありますが、神奈川県の◎◎会員に応募しようかなぁ?
by hanamura (2015-11-04 19:52) 

Lionbass

hanamuraさま
東京が恵まれているのは確かですが、一部を除いてはプロもアマも集客に苦労していると思います。
そして「高齢化」も進んでいますし…。
難しい問題ですね。
by Lionbass (2015-11-07 13:42) 

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