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川本嘉子ヴィオラリサイタルを聴く《アルペジョーネ・ソナタ弾きたくなりました》 [音楽・楽器]

きのうはヴィオラの演奏を聴いてきました。
音大の指揮科授業でいつもお会いする川本嘉子さんのソロです。

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第120回ムジカーザコンサート~ 開館20周年記念アンコール・シリーズ ~
日時:2015年11月5日(木)19:00開演
会場:ムジカーザ(東京・代々木上原)
出演:川本嘉子(ヴィオラ)
   村田千佳(ピアノ)
曲目:シューマン 「女の愛と生涯 」(ヴィオラ版)
   シューベルト  アルペジョーネ・ソナタ
  <アンコール>
   シューマン「献呈」
   シューマン「トロイメライ」
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img_川本嘉子201511.jpg

「ムジカーザ」は東京・渋谷区の住宅街にある室内楽ホール・サロン。
先月もアンペルマン・デュオの演奏会で伺ったばかりです。
普段から「ムジカーザ・コンサート」という主催企画をやっているのですが、開館20周年ということで、これまでに演奏した奏者が再登場するのがこの「アンコール・シリーズ」です。

川本さんはソリストとしてもオーケストラ奏者としても大活躍中の日本を代表するヴィオリスト。
(個人的な知己を得て、私の出演するオーケストラをご案内したところ、今年7月の演奏会を聴きに来ていただきました。)

さて、きのうの演奏はまずシューマンの連作歌曲「女の愛と生涯」から。
アーデルベルト・フォン・シャミッソーというフランス生まれでドイツで活動した詩人の詩に曲を付けたものですが、きのうはヴィオラソロでの演奏で、歌詞はプログラムに掲載されていました。
現代から考えると古風な女性の生き方について歌ったものだそうですが、歌詞なしで聴いている分には、「美しくて、切ないところもある素敵な曲」という感じでした。

後半はシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」。
「アルペジョーネ」とは18-19世紀に一部の国・地域で流行した弦楽器で、現代では復元した楽器を
演奏する人もいますが一般的ではありません。
その代わりというでもないのでしょうが、多くの楽器で演奏され、特にチェロやヴィオラでよく弾かれます。
コントラバスのソロ曲としてもよく演奏されます。
コントラバスだと技術的・技巧的に結構大変なんですが、川本さんはダイナミックな部分もあれば繊細な部分もあって、さすがの演奏でした。

久しぶりにコントラバスで弾いてみたくなりました。(弾けませんけど…。)

アンコールとして、シューマンがクララに捧げたという「献呈」と、お馴染み「トロイメライ」。

演奏後は川本さんに挨拶して帰宅しました。

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コメント 2

hanamura

私の知らなかった世界(?)です。歌曲をヴィオラ!ありですね。
ムジカーザ(東京・代々木上原)小田急大和から1本乗り換え無し!
パーティ付、ドリンク・・・これは、おおお、チェック!ですね。
う~ん!いろいろ・・・ありですね。たのしみ!
これだから、ブログは楽しいのです!ありがとうございます。
by hanamura (2015-11-06 21:09) 

Lionbass

hanamuraさま
ヴィオラは(コントラバスと同様に)オリジナルが少ないので、ほかの楽器用の曲や歌曲を取り上げることになります。
でも人の声(アルトなど)に近い音域なので、不自然な感じがしないですね。
特に名手にかかると…。
by Lionbass (2015-11-09 09:35) 

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