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91歳の至高のブラームス【N響11月B定期を聴く】 [音楽・楽器]

昨夜はN響B定期を聴きに行きました。
サントリーホール周辺やロビーは早くもクリスマスムード。
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NHK交響楽団 第1822回定期演奏会 Bプログラム
日時:2015年11月26日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ネヴィル・マリナー
ピアノ:ゲアハルト・オピッツ
曲目:モーツァルト ピアノ協奏曲第24番ハ短調
   ブラームス 交響曲第4番ホ短調
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この演奏会、独奏者に予定されていたメナヘム・プレスラー(92)が健康上の理由で出演できなくなりました。
実現していれば「90歳コンビ」の演奏になっていたわけですが、代役を務めたのは30歳若い(それでも62歳の)オピッツ。
(曲目もモーツァルトのピアノ協奏曲17番から24番に変更)
代役と言っても押しも押されもせぬ巨匠で、私もベートーヴェン交響曲のピアノ協奏曲全曲のCDを持っています。

昨夜の独奏も緻密で端正なものでした。
マリナーは足取りもしっかりしていて、棒も極めて明瞭、鋭い指揮ぶりでした。


そして後半のブラームス。
とにかく弦楽器がよく鳴っていました。
モーツァルトよりも「振幅」の大きい曲ですが、大げさな身ぶりや指示は一切なし。
でも、オケの反応は素晴らしく、熱のこもった演奏でした。

「オケを鳴らすのに指揮者が力む必要はない」ということですね。

なんだか「気高いもの」「至高の演奏」を聴いたような気がします。

第4楽章の冒頭部分、知っている演奏と音の違う部分があったのですが、一部情報によると指揮者の指示で変更したのだそうです。

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コメント 2

hanamura

明日は、10月以来で都心部へ行くので、都会のクリスマス・ムードを楽しみたいです。
私のCD:モーツァルト ピアノ協奏曲全集「内田光子」は留守宅だぁ~!という時でも、Tube検索で直ぐに聴ける!(まぁ誰の演奏か不明だったりしますがぁ・・・。)
>実現していれば「90歳コンビ」!! 演奏家は長命ですねぇ。
by hanamura (2015-11-27 20:31) 

Lionbass

hanamuraさま
指揮者とピアニストが長命な音楽家の双璧かもしれませんね。
by Lionbass (2015-11-30 14:58) 

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