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SKBの首席奏者が日本のアマオケに登場【9カ月ぶりのカラーフィル演奏会】 [音楽・楽器]

昨夜はカラーフィルの演奏会を聴きに行きました。
去年5月以来です。
前日までブルックナー(とモーツァルト)を演奏していたシュターツカペレ・ベルリン(SKB)のメンバーが指揮者と独奏者でした。
SKBの演奏会は先週先々週、合計3回聴いたのですが、指揮者とソリストは、自分たちの本番が全部終わった翌日にこの演奏会に出演したようです。

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カラー・フィルハーモニック・オーケストラ第5回演奏会
日時:2016年2月21日(日)19:30開演
会場:杉並公会堂大ホール(東京・荻窪)
指揮:マティアス・グランダー(シュターツカペレ・ベルリン ソロ・クラリネット奏者)
独奏:クリスティナ・ゴメス・ゴドイ(シュターツカペレ・ベルリン ソロ・オーボエ奏者)
曲目: ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
   R.シュトラウス オーボエ協奏曲 ニ長調
   グラズノフ 交響曲第5番 変ロ長調 作品55
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img_カラーフィル201602.jpg

杉並公会堂の夜枠だけを使っての公演で、午後7時半開演。
7時15分開場ということで、かなりの行列ができてました。
そして、客席にはSKBのメンバーが多数来場。
指揮のグランダー氏はベテランのSKBクラリネット首席。
ふだんから後進の指導にあたり、指揮もしているそうです。
指揮はとてもいい感じでした。
ソリストのゴメス・ゴドイさんはSKBのオーボエ首席ですが、まだ20代のスペイン出身の女性。
指揮者が大柄なのに比べると、かなり小柄ですが、音はパワフル(かつ繊細)でした。

さて、演奏ですが、1曲目は超有名曲・アマチュアオーケストラ(特に学生オケ)では頻繁に演奏される「マイスタージンガー(第1幕)前奏曲」ということで、オケにも余裕が感じられます。
全体としてとてもレベルの高い演奏でした。

2曲目がリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲。
小さめの編成のオケではありますが、ソロは堂々と渡り合っているというか、完全にオケを凌駕してました。
オケの方は、曲が進むにつれて、「息切れ」というか消化不良な部分が見えてきましたが、よく独奏をサポートしていたと思います。

最後はグラズノフの交響曲。
演奏したことあるのではないかと思ってましたが、勘違いだったようです。
全体として、意欲に満ちたいい演奏でした。
管楽器・打楽器と弦楽器の間に「温度差」のようなものが若干感じられましたが、この種のアマチュア団体全般に当てはまる課題ではないかと思います。

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