「きばれ!長崎ブラバンガールズ」「いちから聞きたい放射線のほんとう」「たのしい日本語学入門」=読み終わった本(2016.05) [読書]
「最近買った本」リスト(備忘録)、2016年5月分です。
▼読み終わった本
*「きばれ!長崎ブラバンガールズ: 藤重先生と活水吹部7か月の奇跡」
オザワ部長&藤重佳久・著、学研プラス
わが故郷・長崎の高校吹奏楽部の話ということで、読まないわけにはいきません。
発売直後に買ってあったんですが、ようやく手にしました。
タイトルにある「藤重先生」は福岡にある有名女子校で吹奏楽の指導をしていたんですが、去年、長崎のミッション系女子校、活水中学・高校に移り、いきなり吹奏楽部をコンクール全国大会にまで「進出」させた、とのこと。
その経緯や、指導法のポイントなどが説明されています。
とてもとても興味深く読みました。
私の高校も、1年生の時はコンクールに出られない弱小状態だったのが、3年生のときは九州(西部)大会で銀賞を獲得するまでになったので、活水の成し遂げた「奇跡」の意味は少し分かるつもりです。
なんだかんだ言っても、賞賛に値するのは間違いないですね。
▼読み終わった本
*「いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話」
菊池誠・著、筑摩書房
5年前の福島原発の事故以降、「放射能」についてダメや過剰な警戒が広がったわけですが、この本は「正しい知識を身につけ、正しく恐れる」ために必要なことが分かりやすい形で説明されています。
私自身は、子供の頃から「原子力」「放射線」「核物理学」に興味があって、百科事典を読み漁っていたので、主要部分はだいたい理解していたつもりですが、それでも「シーベルト」や「ベクレル」について改めて確認することができました。
帯には「これ中学校の教科書にしたほうがいいよ」というしりあがり寿氏の紹介文が載っていますが、中学生だけではなく、すべての日本人が読むべきではないでしょうか。
▼読み終わった本
*「たのしい日本語学入門」
中村明・著、ちくま学芸文庫
日本語の基本的な事柄について説明した本で、あとがきには「一般の日本人にとっての教養としての日本語学入門の役をはたし、日本語に習熟したい留学生が日本語の基礎知識を整理するひとつの拠りどころとなることをめざした」とあります。
まさに、日本人であれば学校で習ってきたであろう文法や語彙などについての知識を総括するのに最適だと思いました。
文中に散りばめられている「ジョーク(冗談)」や「ダジャレ(?)」がどれくらい面白いかの判断は、受け手によるでしょうが…。
▼読み終わった本
*「日本語雑記帳」
田中章夫・著、岩波新書
言語・日本語関係の専門誌に掲載されていたコラム(?)を集めた本。
著者は海外の大学で教鞭をとった経験もあり、さまざまな角度から、日本語の直面する問題や話題について、ユニークな視点で分析しています。
「惑星」と「遊星」とか「おとっつぁん」と「おとうさん」の違いなど、「へえ」と思うお話も多く、大変ためになりました。
▼読み終わった本
*「20世紀とは何だったのか」
佐伯啓思・著、PHP文庫
「西洋近代を問い直す」の『続編』にあたる本。
京都大学における講義をまとめたもので、「ニヒリズムと西欧文明」について深く分析しています。
20世紀がおわり21世紀に入っている今、「20世紀の意味」を総括することができるのか。
読みながらいろいろ考えさせられました。
▼読み終わった本
*「きばれ!長崎ブラバンガールズ: 藤重先生と活水吹部7か月の奇跡」
オザワ部長&藤重佳久・著、学研プラス
きばれ!長崎ブラバンガールズ: 藤重先生と活水吹部7か月の奇跡
- 作者: オザワ部長 藤重佳久
- 出版社/メーカー: 学研プラス 児童・幼児事業部 音楽事業室
- 発売日: 2016/03/22
- メディア: 単行本
わが故郷・長崎の高校吹奏楽部の話ということで、読まないわけにはいきません。
発売直後に買ってあったんですが、ようやく手にしました。
タイトルにある「藤重先生」は福岡にある有名女子校で吹奏楽の指導をしていたんですが、去年、長崎のミッション系女子校、活水中学・高校に移り、いきなり吹奏楽部をコンクール全国大会にまで「進出」させた、とのこと。
その経緯や、指導法のポイントなどが説明されています。
とてもとても興味深く読みました。
私の高校も、1年生の時はコンクールに出られない弱小状態だったのが、3年生のときは九州(西部)大会で銀賞を獲得するまでになったので、活水の成し遂げた「奇跡」の意味は少し分かるつもりです。
なんだかんだ言っても、賞賛に値するのは間違いないですね。
▼読み終わった本
*「いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話」
菊池誠・著、筑摩書房
いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話
- 作者: 菊池 誠
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/03/15
- メディア: 単行本
5年前の福島原発の事故以降、「放射能」についてダメや過剰な警戒が広がったわけですが、この本は「正しい知識を身につけ、正しく恐れる」ために必要なことが分かりやすい形で説明されています。
私自身は、子供の頃から「原子力」「放射線」「核物理学」に興味があって、百科事典を読み漁っていたので、主要部分はだいたい理解していたつもりですが、それでも「シーベルト」や「ベクレル」について改めて確認することができました。
帯には「これ中学校の教科書にしたほうがいいよ」というしりあがり寿氏の紹介文が載っていますが、中学生だけではなく、すべての日本人が読むべきではないでしょうか。
▼読み終わった本
*「たのしい日本語学入門」
中村明・著、ちくま学芸文庫
日本語の基本的な事柄について説明した本で、あとがきには「一般の日本人にとっての教養としての日本語学入門の役をはたし、日本語に習熟したい留学生が日本語の基礎知識を整理するひとつの拠りどころとなることをめざした」とあります。
まさに、日本人であれば学校で習ってきたであろう文法や語彙などについての知識を総括するのに最適だと思いました。
文中に散りばめられている「ジョーク(冗談)」や「ダジャレ(?)」がどれくらい面白いかの判断は、受け手によるでしょうが…。
▼読み終わった本
*「日本語雑記帳」
田中章夫・著、岩波新書
言語・日本語関係の専門誌に掲載されていたコラム(?)を集めた本。
著者は海外の大学で教鞭をとった経験もあり、さまざまな角度から、日本語の直面する問題や話題について、ユニークな視点で分析しています。
「惑星」と「遊星」とか「おとっつぁん」と「おとうさん」の違いなど、「へえ」と思うお話も多く、大変ためになりました。
▼読み終わった本
*「20世紀とは何だったのか」
佐伯啓思・著、PHP文庫
「西洋近代を問い直す」の『続編』にあたる本。
京都大学における講義をまとめたもので、「ニヒリズムと西欧文明」について深く分析しています。
20世紀がおわり21世紀に入っている今、「20世紀の意味」を総括することができるのか。
読みながらいろいろ考えさせられました。
ブラバン・ガールズとの楽しい思い出・・・無い!無い!無い!
母校にシトロエンで乗り付ける市民楽団在籍☆先輩の鬼指導!
しかも髪型がアフロ!当時、原田真二が流行っていましたッケ。
県大会のダメ金(東海大会に行けない)でも特別賞付は良い思い出です。
by hanamura (2016-06-03 22:07)
hanamuraさま
なんだか濃いご経験をなさっているんですね!(@_@)
by Lionbass (2016-06-07 12:00)