日経新聞の『アマオケ』に関する記事が論議呼ぶ [音楽・楽器]
先週の日本経済新聞夕刊の名物連載「体・験・学」は「私のアマオケ探して」というタイトルでした。
ウン十年間アマチュアオーケストラをやってる立場から、興味を持たざるをえません。
ネット(SNS)上のアマオケ関係者の間でも、関心が高かったようです。
この「体・験・学」、日経新聞記者の「体験」したことをシリーズで紹介するもので、ときどき読んでいて、過去には「断食道場」の話などが記憶に残っています。
ちなみに、私のアマオケ関係の知り合いの中には、この記者を直接知っている人もちらほら。
(要するに「知り合いの知り合い」ですね。)
記事の中にも、知ってる人の名前が出てきます。
この連載は、高校でオーケストラに所属していた40代後半の記者が、息子が楽器をやるようになったのをきっかけに再びオーケストラに入ろうとするところから始まります。
初回の冒頭はこんな感じ。
<以下引用>
今後◎◎さまのクラリネット活動の充実をお祈りしています――。「えっ、落・ち・た?」。2014年、50歳を前に川崎市にあるアマチュアオーケストラのオーディションで夢は破れた。楽団のまとめ役の女性からの不採用を告げる「お祈りメール」1本でだ。
<引用終わり>
このようにクラリネットでオーディション(入団試験)に落ちると、多くのオケで人数制限のない(誰でも入れる)ヴァイオリンを始めます。
とある「初心者OK」のオケに入れてもらうものの、演奏会直前で辞めるなど、「あれ?」という話がいろいろ。
2日目(火曜日)あたりまでは、アマオケ関係者の間でも、「いきなりヴァイオリンとか無謀だ」とか「演奏会直前に辞めるのは無責任だ」との指摘が出ていました。
私自身は、確かに「それってどうよ?」とか「直前に辞めたオケは『円満退団』だったのだろうか?」などと思いました。
でも、まあいろんな人がいるだろうし、いろんなオケがあっていいと思うので、まあ、自分が関係するオケの運営などの参考になればいいと思って読みました。
すると、第3回(水曜日)くらいから、室内楽の話になり、最後の方は「室内楽フェスティバル」を主催している話に。
この「フェスティバル」は現在も行われていて、規模が拡大しているそうなので、それはそれでとてもいいことだと思います。
そうすると「私のアマオケ探して」というタイトルがミスリードだったような気もします。
「私の室内楽」というタイトルよりも多くの人の興味を惹いたような気もするので、それが狙いだったのかもしれませんが…。
ということで、「自分はそのような行動はとらないだろう」とは思うものの、直接関係していなければ、別に批判するまでもないかな、というのが感想。
(もちろん批判の中には同感のものも多いし、批判すること自体は自由ですから…。)
ともあれ、この記事によってアマオケや室内楽に興味を持つ人が少しでも増えればいいと思いました。
そして、拙著「アマチュアオーケストラに乾杯!」を読む人も増えてくれれば…。(苦笑)
なお、ご興味のある方、こちらのブログも参考になるかと思います。
(こちらの筆者も「知り合いの知り合い」のようです。)
日経夕刊「体・験・学 私のアマオケ探して」、アマオケ界隈から批判が大・殺・到
#日経私のアマオケ で語られたのは「個の楽しみ」であって「演奏の向上と共有」ではなかった
ウン十年間アマチュアオーケストラをやってる立場から、興味を持たざるをえません。
ネット(SNS)上のアマオケ関係者の間でも、関心が高かったようです。
この「体・験・学」、日経新聞記者の「体験」したことをシリーズで紹介するもので、ときどき読んでいて、過去には「断食道場」の話などが記憶に残っています。
ちなみに、私のアマオケ関係の知り合いの中には、この記者を直接知っている人もちらほら。
(要するに「知り合いの知り合い」ですね。)
記事の中にも、知ってる人の名前が出てきます。
この連載は、高校でオーケストラに所属していた40代後半の記者が、息子が楽器をやるようになったのをきっかけに再びオーケストラに入ろうとするところから始まります。
初回の冒頭はこんな感じ。
<以下引用>
今後◎◎さまのクラリネット活動の充実をお祈りしています――。「えっ、落・ち・た?」。2014年、50歳を前に川崎市にあるアマチュアオーケストラのオーディションで夢は破れた。楽団のまとめ役の女性からの不採用を告げる「お祈りメール」1本でだ。
<引用終わり>
このようにクラリネットでオーディション(入団試験)に落ちると、多くのオケで人数制限のない(誰でも入れる)ヴァイオリンを始めます。
とある「初心者OK」のオケに入れてもらうものの、演奏会直前で辞めるなど、「あれ?」という話がいろいろ。
2日目(火曜日)あたりまでは、アマオケ関係者の間でも、「いきなりヴァイオリンとか無謀だ」とか「演奏会直前に辞めるのは無責任だ」との指摘が出ていました。
私自身は、確かに「それってどうよ?」とか「直前に辞めたオケは『円満退団』だったのだろうか?」などと思いました。
でも、まあいろんな人がいるだろうし、いろんなオケがあっていいと思うので、まあ、自分が関係するオケの運営などの参考になればいいと思って読みました。
すると、第3回(水曜日)くらいから、室内楽の話になり、最後の方は「室内楽フェスティバル」を主催している話に。
この「フェスティバル」は現在も行われていて、規模が拡大しているそうなので、それはそれでとてもいいことだと思います。
そうすると「私のアマオケ探して」というタイトルがミスリードだったような気もします。
「私の室内楽」というタイトルよりも多くの人の興味を惹いたような気もするので、それが狙いだったのかもしれませんが…。
ということで、「自分はそのような行動はとらないだろう」とは思うものの、直接関係していなければ、別に批判するまでもないかな、というのが感想。
(もちろん批判の中には同感のものも多いし、批判すること自体は自由ですから…。)
ともあれ、この記事によってアマオケや室内楽に興味を持つ人が少しでも増えればいいと思いました。
そして、拙著「アマチュアオーケストラに乾杯!」を読む人も増えてくれれば…。(苦笑)
なお、ご興味のある方、こちらのブログも参考になるかと思います。
(こちらの筆者も「知り合いの知り合い」のようです。)
日経夕刊「体・験・学 私のアマオケ探して」、アマオケ界隈から批判が大・殺・到
#日経私のアマオケ で語られたのは「個の楽しみ」であって「演奏の向上と共有」ではなかった
う~ん、長女がオーボエ・・・進学後にバッティング!身を引いて、市から借りてヴァイオリン!という図式でした。 親の欲目で、超マルチ・プレイヤー(器用貧乏)で、代役のティンパニで、いきなりコンクールというのが、今も、鼓膜と瞼によみがえります。
by hanamura (2016-06-13 22:23)
あ!「アマチュアオーケストラに乾杯!」と、論議の日経新聞とは、題材が同じですが、視点がチョット違うんだよなぁ~!という印象です。当事者が共感するか!傍目に蜜の味的(他人の不幸?)なのか!スミマセン新聞は連載の全文は、読んでいません。(ので、スミマセン!)今は、そんな風に受け取っています。
by hanamura (2016-06-13 22:41)
hanamuraさま
私も(自画自賛?ですが)器用貧乏の傾向があると思うので、お嬢さまを応援いたします。
大学入学時に「これではいかん」と思い、「コントラバス一筋」でやってきたんですが、最近になって…。(苦笑)
by Lionbass (2016-06-15 15:29)