「地名の楽しみ」「通勤電車の謎とふしぎ」「第一次世界大戦史」「世界の名前」=読み終わった本(2016.06) [読書]
「最近買った本」リスト(備忘録)、2016年6月分です。
▼読み終わった本
*「地名の楽しみ」
今尾恵介・著、ちくまプリマー新書
アマチュアオーケストラの打楽器奏者であり、「地図研究家・専門家」としてテレビ番組にも出演する今尾氏の本。
日本の地名について、「地形を示す地名」とか「合成地名」など、とても興味深い観点からいろいろ考察しています。
近年、由緒ある地名が失われたり、ひらがな・カタカナの自治体名が増えているのは、寂しいことだと改めて感じました。
▼読み終わった本
*「通勤電車の謎とふしぎ」
PHP研究所・著、PHP研究所
この種の本はたくさん読んでいるので、私にとって新しい話はそんなにないのですが、それでもE235系のことがきちんと取り入れられているなど、通勤電車の『最新トレンド』がフォローされていて、読む価値のある本でした。
▼読み終わった本
*「第一次世界大戦史 - 諷刺画とともに見る指導者たち」
飯倉章・著、中公新書
今から100年前は、第一次世界大戦の真っ最中でした。
日本では、「世界大戦」というと第二次大戦のインパクトが大きかったわけですが、世界全体、とりわけヨーロッパにとっては、第一次大戦の方が大きな転換点となったことは、よく知られています。
この本を読んでいるとき、ちょうど、イギリスのの国民投票でEU(欧州連合)離脱が決まりました。
第一次大戦も、多くの当事者・当事国が「そんなはずではなかった」「そこまで深刻なことになるとは思っていなかった」という小さな事柄の積み重ねが、世界全体の枠組みを変えるほどの衝撃をもたらしたのだと思います。
人類、とりわけヨーロッパの人びとの考えること・やることは、100年経っても変わっていないんだなあ、というのが率直な感想です。
▼読み終わった本
*「世界の名前」
岩波書店辞典編集部・編、岩波新書
「世界人名大辞典」の関係者による「世界の人名」の本。
言語・国ごとに、それぞれの専門家が執筆しています。
仕事で世界中の人名・地名を扱ってきたので、非常に面白く読みました。
世界には「庶民は名前(名)だけで名字・苗字(姓)はなかった」という国・地域・言語が多かったようです。
▼読み終わった本
*「現代ニホン語探検」
出川 直樹・著、小学館ライブラリー
1990年代に週刊誌に連載されていた日本語に関するコラムを集めた本。
言葉は移り変わっていくものですが、「20年経っても案外変わっていないなあ」という話もたくさんありました。
例えば「電子レンジで加熱することを『チンする』と言うが、今どきの電子レンジは『ピー』とか『ピッピ』という音ではないか」という話があって、「20年前からそうなんだなあ」と思いますね。
▼読み終わった本
*「『地形』で読み解く世界史の謎」
武光 誠・著、PHP文庫
文明の興隆や交易の進展、宗教の広がりなど、地形や気候が世界史に与えた影響について考察した本。
シルクロードや中国大陸での諸勢力の興亡など、「なるほど」と思わせる話がいろいろと盛り込まれていました。
▼読み終わった本
*「地名の楽しみ」
今尾恵介・著、ちくまプリマー新書
アマチュアオーケストラの打楽器奏者であり、「地図研究家・専門家」としてテレビ番組にも出演する今尾氏の本。
日本の地名について、「地形を示す地名」とか「合成地名」など、とても興味深い観点からいろいろ考察しています。
近年、由緒ある地名が失われたり、ひらがな・カタカナの自治体名が増えているのは、寂しいことだと改めて感じました。
▼読み終わった本
*「通勤電車の謎とふしぎ」
PHP研究所・著、PHP研究所
この種の本はたくさん読んでいるので、私にとって新しい話はそんなにないのですが、それでもE235系のことがきちんと取り入れられているなど、通勤電車の『最新トレンド』がフォローされていて、読む価値のある本でした。
▼読み終わった本
*「第一次世界大戦史 - 諷刺画とともに見る指導者たち」
飯倉章・著、中公新書
今から100年前は、第一次世界大戦の真っ最中でした。
日本では、「世界大戦」というと第二次大戦のインパクトが大きかったわけですが、世界全体、とりわけヨーロッパにとっては、第一次大戦の方が大きな転換点となったことは、よく知られています。
この本を読んでいるとき、ちょうど、イギリスのの国民投票でEU(欧州連合)離脱が決まりました。
第一次大戦も、多くの当事者・当事国が「そんなはずではなかった」「そこまで深刻なことになるとは思っていなかった」という小さな事柄の積み重ねが、世界全体の枠組みを変えるほどの衝撃をもたらしたのだと思います。
人類、とりわけヨーロッパの人びとの考えること・やることは、100年経っても変わっていないんだなあ、というのが率直な感想です。
▼読み終わった本
*「世界の名前」
岩波書店辞典編集部・編、岩波新書
「世界人名大辞典」の関係者による「世界の人名」の本。
言語・国ごとに、それぞれの専門家が執筆しています。
仕事で世界中の人名・地名を扱ってきたので、非常に面白く読みました。
世界には「庶民は名前(名)だけで名字・苗字(姓)はなかった」という国・地域・言語が多かったようです。
▼読み終わった本
*「現代ニホン語探検」
出川 直樹・著、小学館ライブラリー
1990年代に週刊誌に連載されていた日本語に関するコラムを集めた本。
言葉は移り変わっていくものですが、「20年経っても案外変わっていないなあ」という話もたくさんありました。
例えば「電子レンジで加熱することを『チンする』と言うが、今どきの電子レンジは『ピー』とか『ピッピ』という音ではないか」という話があって、「20年前からそうなんだなあ」と思いますね。
▼読み終わった本
*「『地形』で読み解く世界史の謎」
武光 誠・著、PHP文庫
文明の興隆や交易の進展、宗教の広がりなど、地形や気候が世界史に与えた影響について考察した本。
シルクロードや中国大陸での諸勢力の興亡など、「なるほど」と思わせる話がいろいろと盛り込まれていました。
UKのEU離脱も、少しずつ影響広がって、世界情勢を大きく動かすかもしれないですね。
今後が気になります。
by YAP (2016-07-06 08:18)
YAPさま
早くも「そんなはずではなかった」とか、「やり直したい」という声が出ていますね。
どうなっていくんでしょうか…?
by Lionbass (2016-07-07 13:48)