友誼商店からバスで西単へ【2年連続夏休み中国旅行記(06)】 [旅行・乗り物]
「3食連続の点心は超高級ホテルで【2年連続夏休み中国旅行記(05)】」から続きます。
飲茶で満腹になったあとは、近くにある友諠商店へ。
国際倶楽部と友諠商店については去年も(9月3日に)書いてました。
「友誼商店」とは、元々外国人向けに作られたもの。
中国には1993年まで「外貨兌換券」という『システム』が存在していました。
外国人は人民元を使うことは許されず、この「外貨兌換券」に交換したうえで、特定の外国人向けの場所で買い物をすることになってました。
この「友誼商店」はその「外貨兌換券」で買い物でき、中国を観光で訪れた外国人は必ず訪れる場所でした。
去年訪れたときは大がかりな改装工事中でしたが、今回入ってみると、1階フロアの大部分は高級家具の売り場に。(ごめんなさい、写真はありません。)
建物東側の一角は薬品、化粧品、土産物などを扱っています。
何となく「社会主義」の香り(?)漂う売り場です。
伝票を使う精算も昔ながらのやり方。
ちょっと説明すると…。
買うものが決まると、売り場の女性に伝えます。
するとカーボン紙(!)を使って3枚複写の伝票に書き込んでくれて、これを持って離れたところにあるレジ(収款処)に持っていって代金を支払います。
収款処では、伝票3枚にはんこを押して2枚を返してくれます。
これを元の売り場に持っていくと、伝票1枚と引き換えに商品を渡してくれるという仕掛けです。
つまり、手元には商品を伝票1枚が最終的に残ります。
3枚の伝票は、売り場用、レジ用、買い物客用というわけです。
カーボン紙を2枚挟む動作だけでも時間のムダという感じですが、昔はこの作業、一定規模以上のほとんどの商店でやっていたわけで、いかに非効率だったかと改めて思います。
まあ、不正を防止するなど理由はいろいろあるのでしょうが…。
今回買ったのは、北京の地図と絵はがきで、合計20元(約250円)ちょっとでした。
「北京 六環地図」と書いてありますが、「六環」とは「第六環状道路」の意。
住んでいた15年ほど前は、「三環路」が完成したばかりで、「四環路」は建設途中でした。
今や「六環路」まであって(月並みですが)隔世の感があります。
買い物の後は、去年と同様、メインストリートの長安街を走る路線バスに乗って西に向かいます。
料金は1元(約12円)。
地下鉄も同じルートを走っていますが、駅が深いところにあるし、荷物検査があるし、景色は見えないし、ということで、このバスを選択してしまいます。
長安街は『バス専用レーン』があって、渋滞していてもバスは割にスムーズに走れます。
この「1番」のバスは結構頻繁に来るので、結構便利です。
天安門広場を通過。
逆光ですが人民大会堂。
バスを西単(シータン)で降ります。
西単は、王府井(ワンフーチン)や東単(トンタン)と並んで、北京を代表する昔からの繁華街です。
まずは、北京随一の書店(本屋さん)である北京図書大厦へ。
外観を撮り忘れましたが、内部はこんな感じ。
たくさんの人でごった返しています。
床に座り込んで本を読みふけっている人多数。
見たい本を手にするのに邪魔なんですが、まあ本に親しむのは悪いことではない、ということで…。
西単の道、昔は狭くて汚かったのですが、整備されて道幅も広がってます。
交差点近くには常設の『献血ルーム』(?)が。
他の場所では「献血車(バス)」を見かけました。
そういえば住んでたころは、「献血」の文字を見た覚えがほとんどないのですが…。
道幅が広がったといっても片側2車線で、北行きの車線は渋滞してました。
(つづく)
飲茶で満腹になったあとは、近くにある友諠商店へ。
国際倶楽部と友諠商店については去年も(9月3日に)書いてました。
「友誼商店」とは、元々外国人向けに作られたもの。
中国には1993年まで「外貨兌換券」という『システム』が存在していました。
外国人は人民元を使うことは許されず、この「外貨兌換券」に交換したうえで、特定の外国人向けの場所で買い物をすることになってました。
この「友誼商店」はその「外貨兌換券」で買い物でき、中国を観光で訪れた外国人は必ず訪れる場所でした。
去年訪れたときは大がかりな改装工事中でしたが、今回入ってみると、1階フロアの大部分は高級家具の売り場に。(ごめんなさい、写真はありません。)
建物東側の一角は薬品、化粧品、土産物などを扱っています。
何となく「社会主義」の香り(?)漂う売り場です。
伝票を使う精算も昔ながらのやり方。
ちょっと説明すると…。
買うものが決まると、売り場の女性に伝えます。
するとカーボン紙(!)を使って3枚複写の伝票に書き込んでくれて、これを持って離れたところにあるレジ(収款処)に持っていって代金を支払います。
収款処では、伝票3枚にはんこを押して2枚を返してくれます。
これを元の売り場に持っていくと、伝票1枚と引き換えに商品を渡してくれるという仕掛けです。
つまり、手元には商品を伝票1枚が最終的に残ります。
3枚の伝票は、売り場用、レジ用、買い物客用というわけです。
カーボン紙を2枚挟む動作だけでも時間のムダという感じですが、昔はこの作業、一定規模以上のほとんどの商店でやっていたわけで、いかに非効率だったかと改めて思います。
まあ、不正を防止するなど理由はいろいろあるのでしょうが…。
今回買ったのは、北京の地図と絵はがきで、合計20元(約250円)ちょっとでした。
「北京 六環地図」と書いてありますが、「六環」とは「第六環状道路」の意。
住んでいた15年ほど前は、「三環路」が完成したばかりで、「四環路」は建設途中でした。
今や「六環路」まであって(月並みですが)隔世の感があります。
買い物の後は、去年と同様、メインストリートの長安街を走る路線バスに乗って西に向かいます。
料金は1元(約12円)。
地下鉄も同じルートを走っていますが、駅が深いところにあるし、荷物検査があるし、景色は見えないし、ということで、このバスを選択してしまいます。
長安街は『バス専用レーン』があって、渋滞していてもバスは割にスムーズに走れます。
この「1番」のバスは結構頻繁に来るので、結構便利です。
天安門広場を通過。
逆光ですが人民大会堂。
バスを西単(シータン)で降ります。
西単は、王府井(ワンフーチン)や東単(トンタン)と並んで、北京を代表する昔からの繁華街です。
まずは、北京随一の書店(本屋さん)である北京図書大厦へ。
外観を撮り忘れましたが、内部はこんな感じ。
たくさんの人でごった返しています。
床に座り込んで本を読みふけっている人多数。
見たい本を手にするのに邪魔なんですが、まあ本に親しむのは悪いことではない、ということで…。
西単の道、昔は狭くて汚かったのですが、整備されて道幅も広がってます。
交差点近くには常設の『献血ルーム』(?)が。
他の場所では「献血車(バス)」を見かけました。
そういえば住んでたころは、「献血」の文字を見た覚えがほとんどないのですが…。
道幅が広がったといっても片側2車線で、北行きの車線は渋滞してました。
(つづく)
カーボン紙ってありましたね!なんてことを思いました。
ここではまだ現役なんですね。
けど、確かに非効率なシステムですね。
徐々に変わっていくのでしょうが。
by YAP (2011-09-03 18:55)
YAPさま
さすがにこんな非効率なことをやっているところは、残り少ないのではないかと思います。
by Lionbass (2011-09-07 14:56)