前門大街の珍珠奶茶と康煕字典【2年連続夏休み中国旅行記(12)】 [旅行・乗り物]
「ビルを見上げながらバスで天安門広場へ【2年連続夏休み中国旅行記(11)】」から続きます。
北京滞在実質4日目の8月23日(火曜日)のつづき。
だだっ広い天安門広場を南下。
天安門ははるかかなたにかすんでます。
左の四角い建物は毛主席紀念堂です。
前門(正陽門)と箭楼が見えてきます。
近くに「中国鉄道博物館」なるものがあります。
ここが昔の北京駅で、この駅のおかげで前門が北京随一の繁華街だったのだとか。
ただ、実際の車両は郊外の「鉄道博物館」にあって、ここは資料だけだという話なので、入らずに通り過ぎます。
前門から南に伸びる前門大街は、北京オリンピックを機に大がかりな工事が行われ、映画のセットのようなレトロ調の街並みになっています。
通りの真ん中を、わずか数百メートルですがやはりレトロ調の路面電車が走っています。
『本物』の地下鉄が1人2元(約25円)なのに、この『路面電車』は1人20元(約250円)という料金の高さ。
日本の感覚で言えばもちろん大したことないのですが、何となく乗る気になりません。
通りの北の端にあるスターバックスとハーゲンダッツの店舗はこんな感じ。
途中、横道に入ってみます。
こちらは変な「改装工事」が行われていないので、昔ながらの雰囲気そのまま。
お菓子を売ってます。
試しに買って食べましたが、そんなにおいしいものでもなく…。
やはり日本(横浜、神戸、長崎)の中華街のレベルの高さが分かるというものです。
前日に「三元橋店」のお世話になったばかりの北京ダックの老舗、全聚徳があります。
確かここが本店だという話。
そばには、人気の焼売店「都一處(処)」があります。
お昼どきで、行列ができています。
通りを南側から見たところ。
天安門のそばからかなり歩いたので休憩。
あまりお茶するところがないので、ケンタッキーフライドチキン(KFC)に入ります。
エッグタルトと珍珠奶茶(タピオカミルクティー)をいただきます。
KFC隣の中国書店。
西単の北京図書大厦で探したものの見つけられなかった『康熙字典』があったので即購入します。
康熙字典とは、清の康熙帝の命により18世紀にまとめられた字典で、現代でも漢字の字体の標準とされています。
もちろん、中国の簡体字や日本の戦後の新字体ではなく、伝統的な漢字のお手本というわけです。
元々は40冊以上に分かれているとのこと。
常用漢字の字体をめぐる議論の際、「康熙字典体」が議論の基礎となったので、1冊欲しいと思っていました。
(つづく)
北京滞在実質4日目の8月23日(火曜日)のつづき。
だだっ広い天安門広場を南下。
天安門ははるかかなたにかすんでます。
左の四角い建物は毛主席紀念堂です。
前門(正陽門)と箭楼が見えてきます。
近くに「中国鉄道博物館」なるものがあります。
ここが昔の北京駅で、この駅のおかげで前門が北京随一の繁華街だったのだとか。
ただ、実際の車両は郊外の「鉄道博物館」にあって、ここは資料だけだという話なので、入らずに通り過ぎます。
前門から南に伸びる前門大街は、北京オリンピックを機に大がかりな工事が行われ、映画のセットのようなレトロ調の街並みになっています。
通りの真ん中を、わずか数百メートルですがやはりレトロ調の路面電車が走っています。
『本物』の地下鉄が1人2元(約25円)なのに、この『路面電車』は1人20元(約250円)という料金の高さ。
日本の感覚で言えばもちろん大したことないのですが、何となく乗る気になりません。
通りの北の端にあるスターバックスとハーゲンダッツの店舗はこんな感じ。
途中、横道に入ってみます。
こちらは変な「改装工事」が行われていないので、昔ながらの雰囲気そのまま。
お菓子を売ってます。
試しに買って食べましたが、そんなにおいしいものでもなく…。
やはり日本(横浜、神戸、長崎)の中華街のレベルの高さが分かるというものです。
前日に「三元橋店」のお世話になったばかりの北京ダックの老舗、全聚徳があります。
確かここが本店だという話。
そばには、人気の焼売店「都一處(処)」があります。
お昼どきで、行列ができています。
通りを南側から見たところ。
天安門のそばからかなり歩いたので休憩。
あまりお茶するところがないので、ケンタッキーフライドチキン(KFC)に入ります。
エッグタルトと珍珠奶茶(タピオカミルクティー)をいただきます。
KFC隣の中国書店。
西単の北京図書大厦で探したものの見つけられなかった『康熙字典』があったので即購入します。
康熙字典とは、清の康熙帝の命により18世紀にまとめられた字典で、現代でも漢字の字体の標準とされています。
もちろん、中国の簡体字や日本の戦後の新字体ではなく、伝統的な漢字のお手本というわけです。
元々は40冊以上に分かれているとのこと。
常用漢字の字体をめぐる議論の際、「康熙字典体」が議論の基礎となったので、1冊欲しいと思っていました。
(つづく)
このレトロな路面電車、見事なまでの観光地料金なのですね。
けど、歴史を感じる街並みの中をこの電車が走る姿というのは、映画のワンシーンにそのままなりそうなくらい絵になりそうですね。
by YAP (2011-09-13 08:11)
中国鉄道博物館、建物は立派なのに実車が無いとは、
ちょっと残念ですね。
レトロ風の路面電車は、よく見ると架線が張られていない!?
ひょっとして、ディーゼルなのかな・・・?
by あおたけ (2011-09-13 08:46)
平成5年に北京に1人で行ったことがあります。
本文にも見られる西単という駅で、地下鉄を乗り換えました。たしか地下鉄は5角均一という料金でした。
路面電車!?
そのときには、電車では無くて、トロリーのついた大きなバスが縦横無尽に街中を走っていたように思いますが、いまでもあるんですかねぃ。
by ちんくろ2級 (2011-09-13 12:02)
なんとなく懐かしい雰囲気ですが、屋台(?)で食べ物は買っちゃ
ダメなんですね~。
がっくりするくらいなら、私もKFCの方を選んじゃいます(^^)
by junko (2011-09-13 23:21)
YAPさま
この前門大街が映画のセットみたいなものですからね。
どこぞのテーマパーク内を走る列車と考えればいいのかもしれません。
by Lionbass (2011-09-15 23:59)
あおたけさま
博物館ですが、郊外にもあってそちらには実車が展示されているそうです。
あとこの路面電車はバッテリー駆動だとのこと。
止まっているのは充電中だそうです。
by Lionbass (2011-09-16 00:01)
ちんくろ2級さま
トロリーバスはまだ北京市内のどこかで走ってのではないかと思います。
昔は東京にも走っていたそうですが…。
ちなみに中国語でトロリーバスは「無軌電車」というそうです。
by Lionbass (2011-09-16 00:03)
junkoさま
この前門一帯は東京で言えば浅草みたいなものかも。
観光客に「北京の名物」を食べさせる、という感じのお店が並んでいるのですが、まさに「名物にうまいものなし」ではないかと思いました。
by Lionbass (2011-09-16 00:05)