「なぜ子供のままの大人が増えたのか」

▼読み終わった本
＊「なぜ子供のままの大人が増えたのか」
曽野綾子・著、だいわ文庫

なぜ子供のままの大人が増えたのか

• 作者: 曽野 綾子
• 出版社/メーカー: 大和書房
• 発売日: 2011/05/12
• メディア: 文庫

【帯紹介】
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ベストセラー『老いの才覚』の著者が語る
人も国も成熟するために
今、必要な知恵とは？！
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人生の意味や他人との関わり方、社会のあり方などについて、いつも鋭い見方を示してくれる曽野綾子さんの著書。
元々2005年に刊行されたものを改題して文庫化したものだそうです。

いろいろ考えさせられて、とてもためになる話が書いてあるのですが、例えば聖心女子学院のカトリックの幼稚園に入れられ、英語の歌を歌ったり、西洋式のマナーを仕込まれた話などが紹介されています。
一面では国際的な教育を受けたわけですが、一方で「真の国際人になるには、『まずその国の人として立派になれ』と習った」と書いています。
会社にいる一部の『帰国子女』を見ると、うなずける話だと思います。
藤原正彦氏の「国家の品格」にも共通する見方・考え方ですし…。

▽購入した本
＊「語感トレーニング――日本語のセンスをみがく55題」
中村明・著、岩波新書

語感トレーニング――日本語のセンスをみがく55題

• 作者: 中村 明
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• 発売日: 2011/04/21
• メディア: 新書

タグ：曽野綾子

コメント 7

衝撃的なタイトルですが、まさにその通りですよね。
まあ、私自身もまだまだ子供だと感じるのですが．．．
真面目な話、無責任で傍若無人な人が多いですよね。
大人としての分別は必要だと思います。
by YAP (2011-09-26 08:02) 

私も早速に読んでみます。
自分に当てはまらなければよいのですが。ただ、その時は真摯に反省します。
by ちんくろ２級 (2011-09-26 11:02) 

海外に慣れることはいいことだと思いますし、いい影響を受けて
自分が変われることもいいことだと思います。
ただ、日本で生活をするなら、やはりそのまま海外の常識を
日本の常識に当てはめるのはなぁ・・・と、感じることはしばしばです。
自由と勝手は違うと思うんですよね。
って、話が脱線しちゃってるかもしれませんけど・・・。
by junko (2011-09-28 17:34) 

YAPさま
曽野綾子さんの話は、いつも”鋭い指摘”だと思わされます。
単に「強硬な発言しているおばさん（失礼）」ではないと思います。^_^);;;
by Lionbass (2011-10-01 17:42) 

読みましたか？
確か◎水書房で買ったかと思います。
by Lionbass (2011-10-01 17:47) 

junkoさま
今の時代、日本的な考え方以外を知らないというのは、決していいことではないと思うんですよね。
でも、日本的な考え方が基礎（ベース）になければダメですし…。
by Lionbass (2011-10-01 17:52) 

今頃になって読み終わりましたぁ。
私の部署での仕事における考え方にも活かせそうです。
良い本を紹介していただきました！！
ありがとうございます。
by ちんくろ２級 (2011-11-28 22:33)