リニア・鉄道館『機関車その他編』【今年3回目の名古屋出張記(6)・終】

「リニア・鉄道館『電車編』【今年3回目の名古屋出張記(5)】」から続きます。

新幹線、電車と紹介してきましたが、最後は機関車やディーゼルカーなど。

まずは蒸気機関車(SL)C62です。



一方こちらはC57。


「C」は動輪が3軸（片側3つ）あることを示し、主に客車列車を引くのに使われていました。

以前も書いたかもしれませんが、子どものころ、ちょっとだけSL牽引の列車に乗ったことがあります。
住んでいた長崎から、両親の出身地、佐世保まで行くのに、早岐止まりの列車があって、それはディーゼルカーだったのですが、早岐〜佐世保間がSL牽引でした。
長崎〜佐世保は直通が普通だったので、たぶん早岐で乗り換えたのは数えるほどだと思います。
それ以降は、秩父鉄道で乗った以外、一昨年のイギリス旅行で湖水地方の保存鉄道に乗ったくらいです。

そしてこちらは旧型の電気機関車(EL)。
ED11とEF58です。
「E」は電気機関車を表し、「D」は4軸、「F」は6軸ということになります。


EF58は、東海道線や山陽線で急行を牽引していたのを覚えてます。
たぶん、大阪〜長崎間の急行「雲仙」も引っ張っていたのではないでしょうか。

ディーゼルカーですが、こちらはキハ181。


そして似てますがキハ82。


こちらはもっと古いディーゼルカー。


旧型の客車（動力を持たず機関車に牽引される車両）の内部。
これまた懐かしい。


旧型の寝台車。
ほとんど乗ったことないんですが、門司港〜長崎間の夜行列車が、旧型の寝台車を連結していた1度だけ乗ったような気がします。


『おいらん』と呼ばれる点検用の車両。
（かんざしをいっぱい付けているように見える。）
線路の回りに障害物が飛び出していないか調べるものです。


リニア・鉄道館の目玉の一つ、運転シミュレーター。
（着いたときは申し込みは終わってました。）


単線区間で昔使われていた『タブレット』の展示。
これを持っている列車しかその区間には進入できませんでした。



こちらはいろんな行き先表示。


というわけで、施設内にいたのは1時間半くらいだったでしょうか。
来るときと同じあおなみ線を名古屋まで戻って、新幹線で帰京しました。


（終わり）

タグ：鉄道 リニア 名古屋 JR東海 機関車 ディーゼル

コメント 6

私が子供の頃に亡くなった祖父がSLの運転士でした。
物心ついたときには寝たきりだったので、元気だったらいろいろと話が聞けたのにと思うと残念です。
by YAP (2011-10-23 14:04) 

タブレットを入れるもの、どこかで見たことがあるような気がしますが、何のためにあるものかは全く知りませんでした。
今ちょっと調べてみて、なんとなくわかったような気がします（笑）
勉強になりました！
by ぬれぴよこ (2011-10-23 17:10) 

SLは現役時代を知らないので、かえって現役時を撮影した
キハ82やキハ181に懐かしさを覚えます。
by しおつ (2011-10-23 19:32) 

YAPさま
へえ、そうなんですね。
SLは各地で動態保存されているのですが、いつまで続けられるのか、気になります。
永久にというわけにはいかないんでしょうし…。
by Lionbass (2011-10-29 23:20) 

ぬれぴよこさま
私も実際に使用しているところはみたことないと思います。
知識として知っているだけで…。
長崎県内は今でも単線区間だらけなんですけどね。^_^);;;
by Lionbass (2011-10-29 23:22) 

しおつさま
コメントありがとうございます。
わたしもSLの本当の現役時代は、おぼろげにしか覚えてません。
でもディーゼル特急も、JR四国の新しい車両は別にして、たぶん乗ったことないんですよね。
ディーゼル急行（キハ28/58）はたくさん乗ったんですが…。
by Lionbass (2011-10-29 23:23)