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「グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想」 [読書]

▼読み終わった本
*「グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想」
アルマ マーラー著、石井宏・訳、中公文庫



グスタフ・マーラー―愛と苦悩の回想 (中公文庫)

グスタフ・マーラー―愛と苦悩の回想 (中公文庫)

  • 作者: アルマ マーラー
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1987/08
  • メディア: 文庫



【(帯はなかったので)カバー裏表紙側紹介文】
******************************
21歳で結婚し、31歳で死別された妻が、
大作曲家である夫マーラーの
人と芸術とその時代を、
苦悩と愛惜をこめて描く。
******************************


マーラーの妻、アルマの回想録。

マーラーも強烈な個性を持った人だったわけですが、アルマもそれに負けない個性の持ち主だったことが分かりました。

カバー紹介文にあるように、アルマ(旧姓・シントラー)は2001年に21歳で結婚。
相手のマーラーは20歳年上でした。
結婚生活は10年間で、娘2人をもうけましたが2人は幼いときに死亡。
そして、マーラーは今から100年前の1911年に51歳で亡くなっています。

アルマはそのあと、建築家グロピウスと結婚・離婚したあと、さらに詩人のウェルフェルと結婚。
アメリカに亡命してハリウッドに住んでいました。
亡くなったのは1964年ですから、案外最近まで生きていた人なんですね。
この本は、マーラーが亡くなるところで終わっていますが…。

マーラーの死後の話も知りたくなってきました。


ところで、今年はマーラー没後100年ということで、マーラーの曲がたくさん演奏されていますし、私自身もたくさん聴きました。
交響曲第5番は4回聴いて、自分でも1回演奏。
ほかに交響曲4番と8番と9番を聴きました。

映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」も見ましたし…。
この回想録の中には、映画の中で紹介されたエピソードも数多く出てきます。

▽購入した本
*「放送が作ったアメリカ」
河村雅隆・著、ブロンズ新社


放送が作ったアメリカ

放送が作ったアメリカ

  • 作者: 河村 雅隆
  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本



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