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「放射性物質の正体」 [読書]

▼読み終わった本
*「放射性物質の正体」
山田克哉・著、PHPサイエンス・ワールド新書


放射性物質の正体

放射性物質の正体

  • 作者: 山田 克哉
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/01/19
  • メディア: 新書

【帯紹介】
******************************
洗い流してもゴミとして焼却しても、
放射能は消えてくれない!

米国在住の物理学者からの熱いメッセージ
******************************

3年前に「日本は原子爆弾をつくれるのか」という本を読んだ山田克哉氏の本。

福島第一原発の事故を受け、「放射性物質」についての『基礎』を分かりやすく解説しています。

これまでにも書いたように、長崎出身なもので、子どものころから核兵器の仕組みや放射性物質については興味があって、普通の文系の人よりは少し詳しいつもりですし、この1年間、さらにいろんな本を読んできました。
それでも、こういう本を読むと、改めて整理できた事柄もありますし、もちろん新たな勉強した事柄もたくさんあります。

この1年間、原発問題ではいろんな意見が飛び交っていて、接点が見出せないような状態に陥っているようです。
その中には、自分で勉強せずに「そう聞いたから」とか「◎◎さんがそういっているから」などという姿勢の人も多いように感じます。
もちろん、核物理学は分かりやすい分野ではないとは思いますが、勉強する姿勢は失いたくないし、自分で考え、判断するようにしたいものです。

▽購入した本
*「『反原発』の不都合な真実」
藤沢数希・著、新潮新書


「反原発」の不都合な真実

「反原発」の不都合な真実

  • 作者: 藤沢 数希
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 単行本



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コメント 4

ぬれぴよこ

耳が痛いです。自分でちゃんと知ろうとしなくちゃダメですね(-_-;)
いろんな情報が飛び交っていますが、どれが本当に信用できるのかもわからず、数値を聞いてもピンと来ず・・・影響があるとしても、そう簡単に遠くに引っ越したりできるわけでもないので、今後恐ろしいことにならないことを祈りつつ毎日を過ごしている状態です。
by ぬれぴよこ (2012-03-04 15:57) 

YAP

まったくその通りで、自分で考えた意見を持つということは大切だと思います。
私は技術屋ですので、ある程度のことは理解したうえで「原発断固反対」のスタンスを取っています。
by YAP (2012-03-04 18:03) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
知ろうとする姿勢は大事だと思うんですよね。
ただ「(完全に)理解する」のは難しいと思います。
問題は「(理解していないのに)中途半端な知識で断定的にものを言うこと」ではないでしょうか。
by Lionbass (2012-03-07 17:56) 

Lionbass

YAPさま
ありがとうございます。
この種の話題は、自分の意見は控えることにしているんですが…。
(理解できている範囲では)現在のウラン・プルトニウムを使う原発は技術的に問題が多いのは間違いないですね。
by Lionbass (2012-03-07 18:01) 

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