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「チャイコフスキーがなぜか好き」 [読書]

▼読み終わった本
*「チャイコフスキーがなぜか好き」
亀山郁夫・著、PHP新書


チャイコフスキーがなぜか好き

チャイコフスキーがなぜか好き

  • 作者: 亀山 郁夫
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/02/15
  • メディア: 新書

【帯紹介】
******************************
ムソルグスキー
プロコフィエフ
ショスタコーヴィチ

死ぬまで聴いていたい
聖なるロシアの調べ

******************************

著者の亀山先生は、東京外国大学学長で、著名なロシア文学者・翻訳家。
アマチュアとして楽器も演奏されるそうです。

この本では、現地ロシアでの豊富な経験も交えて、ロシアの作曲家の作品について、とても詳しく紹介し、論じています。

登場する作曲家は、グリンカ、ボロディン、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキー、スクリャービン、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチといった顔ぶれ。
さらには、デニソフ、グバイドゥリーナ、シュニトケ、ペルト、カンチェリ、シルヴェストロフ、チーシェンコという『現代』の作曲家についても紹介しています。

そして、チェロのロストロポーヴィチ、指揮者のゲルギエフとのインタビューも収録されています。

ロシア音楽好きの人ならわくわくする顔ぶれだと思います。

私自身はそんなに「ロシア音楽好き」というわけではないのですが、チャイコフスキーやラフマニノフ、ショスタコーヴィチなどは決して嫌いではありません。

世の中のクラシック音楽愛好家の中には、チャイコフスキーやラフマニノフについて、あまり評価しない人もいます。
そうした人たちは「映画音楽のようだ」とか「ポピュラー音楽だ」などと言うんですが…。

ちなみに、以前のブログで「ロシア音楽専門オケ」というお話を書きました。
アマチュアオーケストラが増えすぎて、ベートーベンやブラームスに飽きた人が多いのでしょうか。
『独自色』を打ち出したオケがたくさんあるようです。
ちなみに、このエントリーで取り上げたアマオケは以下の通りです。

♪アウローラ管弦楽団♪
http://www.avrora.me/
♪アラム・イリイチ管弦楽団♪
http://aramorch.web.fc2.com/
♪オーケストラ・ダスビダーニャ♪
http://www.dasubi.org/
♪オーケストラ・ダヴァーイ♪
http://davai.jp/
♪オーケストラ・ナデージダ♪
http://www.ac.auone-net.jp/~nadezhda/
♪ラスベート交響楽団♪
http://paccbet.deci.jp/
♪シンフォニア・ズブロッカ♪(ロシア音楽オケではありませんが)
http://music.geocities.jp/sinfoniazubrowka/


▽購入した本
*「音楽とは何か ミューズの扉を開く七つの鍵」
田村和紀夫・著、講談社選書メチエ


音楽とは何か ミューズの扉を開く七つの鍵

音楽とは何か ミューズの扉を開く七つの鍵

  • 作者: 田村 和紀夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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