行き先不明(?)のバスで世界遺産の要塞へ【2012夏休みメキシコ&キューバ旅行(14)】 [旅行・乗り物]
「『未知の国』で古いアメ車を見る【2012夏休みメキシコ&キューバ旅行(13)】」から続きます。
キューバ2日目、といっても2泊しかしないので、丸1日滞在するのはこの日しかありません。
ホテルの朝食はこんな感じです。
朝食を食べている1階レストランの窓から見た風景はこんな感じ。
昼食を終えたらお出かけします。
ホテル前の中央公園そばの建物。
そして、ついつい撮ってしまうクラシックカー。
こちらは旧ソ連製でしょうか…。
この日は、"HAVANA BUS TOUR"という観光客向けのバスに乗ってみます。
世界のいろんな町にある「一日券を買えば乗り降り自由」という循環バスです。
バス停はホテルのすぐ前です。
「T1」と「T3」の2つのルートがあるようです。(「T2」はないんでしょうか?)
ルート図(地図)を欲しいと思うのですが、ホテルで聞いてもらちがあかず。
バスガイドは英語が分かるはずなので、乗車口で聞いたものの「まずは乗れ」と言うだけで、乗ってみても地図などは見当たりません。(配布用もないし、掲示もされてません。)
ということで、行き先不明の「ミステリーツアー」状態で出発です。
(上の写真で分かるように、ルート上の「停留所」の名前は書いてあるのですが、細かい地名を知らないので、結局どこを走るのかは分からなくて…。」)
車内はこんな感じ。
中国製のバスです。(「宇通客車」と書いてあります。)
バスは中央公園前を出発すると、北東の方に向かい、海底トンネルに入ります。
トンネルを出ると、ハバナ湾(入り江)の向かい側(北東側)に出ます。
まず到着したのはモロ要塞という場所。
カリブ海の島々をめぐりヨーロッパ諸国が争っていた16世紀に、キューバを支配していたスペインがイギリスの海賊対策に築いたのだそうです。
モロ要塞付近から見たハバナ市街の様子。
モロ要塞を含むハバナ湾沿いの要塞と、この景色に見えるハバナ市街地は、「ハバナ旧市街とその要塞群」として、1982年にユネスコの世界遺産に登録されています。
湾を挟んで目の前が、停まっているホテル(パルケ・セントラル)や、前夜に食事したお店のあるオビスポ通りなどのある旧市街。
そして、それよりやや北西側にあるのが新市街です。
遠目だと結構きれいな街並みなんですが、建物はホテルなど一部を除きかなりボロボロ。
それでも、観光による外貨獲得に本腰を入れようとしているとのことで、泊まっているホテルもそうですが、建物のリノベーションや町並みの整備が一部で行われているようです。
要塞は、まさに「カリブの海賊」の時代を後世に伝えているようです。
「カリブの海賊」というと、黒髪にひげを生やした南欧風の風貌を思い浮かべますが、実際の海賊は、当時スペインなどに比べ海軍力で劣っていたイギリスやフランスの配下にあったのだそうです。
イギリスやアメリカによって植え付けられたイメージが、日本人にまで影響しているわけで、「歴史は勝者が書くもの」だと思い知らされるというか…。
現在の要塞はのんびりした空気が流れています。
観光客向けの屋台で、自分用のお土産を買います。(写真は後日)
循環バスは(たしか)20分に1本なので、1本か2本あと(20分か40分後)のバスをゆっくり待ちます。
(つづく)
キューバ2日目、といっても2泊しかしないので、丸1日滞在するのはこの日しかありません。
ホテルの朝食はこんな感じです。
朝食を食べている1階レストランの窓から見た風景はこんな感じ。
昼食を終えたらお出かけします。
ホテル前の中央公園そばの建物。
そして、ついつい撮ってしまうクラシックカー。
こちらは旧ソ連製でしょうか…。
この日は、"HAVANA BUS TOUR"という観光客向けのバスに乗ってみます。
世界のいろんな町にある「一日券を買えば乗り降り自由」という循環バスです。
バス停はホテルのすぐ前です。
「T1」と「T3」の2つのルートがあるようです。(「T2」はないんでしょうか?)
ルート図(地図)を欲しいと思うのですが、ホテルで聞いてもらちがあかず。
バスガイドは英語が分かるはずなので、乗車口で聞いたものの「まずは乗れ」と言うだけで、乗ってみても地図などは見当たりません。(配布用もないし、掲示もされてません。)
ということで、行き先不明の「ミステリーツアー」状態で出発です。
(上の写真で分かるように、ルート上の「停留所」の名前は書いてあるのですが、細かい地名を知らないので、結局どこを走るのかは分からなくて…。」)
車内はこんな感じ。
中国製のバスです。(「宇通客車」と書いてあります。)
バスは中央公園前を出発すると、北東の方に向かい、海底トンネルに入ります。
トンネルを出ると、ハバナ湾(入り江)の向かい側(北東側)に出ます。
まず到着したのはモロ要塞という場所。
カリブ海の島々をめぐりヨーロッパ諸国が争っていた16世紀に、キューバを支配していたスペインがイギリスの海賊対策に築いたのだそうです。
モロ要塞付近から見たハバナ市街の様子。
モロ要塞を含むハバナ湾沿いの要塞と、この景色に見えるハバナ市街地は、「ハバナ旧市街とその要塞群」として、1982年にユネスコの世界遺産に登録されています。
湾を挟んで目の前が、停まっているホテル(パルケ・セントラル)や、前夜に食事したお店のあるオビスポ通りなどのある旧市街。
そして、それよりやや北西側にあるのが新市街です。
遠目だと結構きれいな街並みなんですが、建物はホテルなど一部を除きかなりボロボロ。
それでも、観光による外貨獲得に本腰を入れようとしているとのことで、泊まっているホテルもそうですが、建物のリノベーションや町並みの整備が一部で行われているようです。
要塞は、まさに「カリブの海賊」の時代を後世に伝えているようです。
「カリブの海賊」というと、黒髪にひげを生やした南欧風の風貌を思い浮かべますが、実際の海賊は、当時スペインなどに比べ海軍力で劣っていたイギリスやフランスの配下にあったのだそうです。
イギリスやアメリカによって植え付けられたイメージが、日本人にまで影響しているわけで、「歴史は勝者が書くもの」だと思い知らされるというか…。
現在の要塞はのんびりした空気が流れています。
観光客向けの屋台で、自分用のお土産を買います。(写真は後日)
循環バスは(たしか)20分に1本なので、1本か2本あと(20分か40分後)のバスをゆっくり待ちます。
(つづく)
バスの間隔がこれくらいの時間だと、けっこう使い勝手はいいですね。
行き先がいまいちわからないというのは不安ですが。
by YAP (2012-10-17 08:19)
YAPさま
観光が貴重な外貨獲得手段らしいので、外国人向けの施設などは、キューバ人向けのものよりは整備されているのだと思いますが、まだまだだと思いました。
by Lionbass (2012-10-23 22:37)