雨宿り中にキューバ人ベーシストと仲良くなる【2012夏休みメキシコ＆キューバ旅行(18)】 [旅行・乗り物]
「住宅や市場やホテル群を車上から眺める【2012夏休みメキシコ＆キューバ旅行(17)】」から続きます。
朝から循環観光バスのT3ルートとT1ルートに乗り、ビーチと新市街を見て回って、ホテル前の公園のところに戻ってきました。
またもクラシックカーを撮影。
公園前から西に伸びる繁華街らしき通りを歩いてみます。
サンラファエル通りというそうです。
結構人通りがあって、食べ物屋には行列ができてたり…。
いろんな商店もあるんですが、何軒か入ってみたところ、中は薄暗くて、共産主義国ならではの品揃えの悪さを感じます。
一通り歩いたところで、お昼ごはん。
中央公園に面したホテル・イングラテーラ1階にあるカフェに入ります。
メニューはこんな感じ。
サンドイッチが3〜6CUC（約240〜480円）くらい。
まずはビールでのどを潤します。
こちらがお昼ごはんのチーズ・ハム・ホットサンド。
ハバナの多くの飲食店では、ライブ演奏が行われていますが、このカフェでもバンドが演奏しています。
当然「サルサ」ですよね。（あまり詳しくないんですが…。）
音楽に合わせて踊る人も…。
リードボーカルの男性が、グスタボ・ドゥダメル（ベネズエラ出身の指揮者）に似ているような気がするんですが、どうでしょう…？（笑）
昼食後いったんホテルに戻りますが、再び外出。
近所（ハバナ旧市街）を散策します。
ハバナに丸1日いるのはこの日だけなので、時間を惜しんで…。
しつこくクラシックカーを撮影。
などと歩いていると、だんだん空が暗くなってきて、突然の雷雨。
仕方なく、ビルの軒先で雨宿りします。
「いつ雨がやむかなあ」などと思っていると、突然黒人男性からカタコトの英語で「日本人か？」と尋ねられます。
「そうだ」と答えると、「自分はトーキョーに行ったことがある」と言うので、いろいろ話しているうちに、彼はプロの音楽家、しかもベーシスト（ベース奏者）だということが判明。
日本へは、誰かのツアーのバックバンド（ミュージシャン）として演奏旅行に行ったそうです。
「オルケスタ・デラ・ルスを知っている」とか「ブルーノート東京で弾いた」とか言うので、ウソ（でまかせ）を言っているわけでもなさそう…。
（「オルケスタ・デラ・ルス」はメキシコでも知っている人が多いようでした。）
そして、私が「自分もベース弾きだ」というと、「近くに自分のバンドの練習場があるから連れて行ってやる」ということで、歩いて3〜4分のビルに連れて行かれます。
彼の友人も一緒です。
ちょっと怖い気もしましたが、前も書いたように治安はいいと聞いてますし、ベース弾きであることは本当のようなので、ちょっと冒険ということで…。
ボロボロのビルですが、中には一応楽器が置いてあります。
何でも「夕方から練習する」とかいう話のようです。
写真はありませんが、練習場のそばでは、女性が4〜5人でダンス（サルサ？）の練習してます。
ちょっとだけ楽器を弾いたりして少し打ち解けたところで、「一緒に写真を」ということで、まずは「友人」の方と撮影。
さらにバンドの練習が始まるのかと待ってましたが、他のメンバーがまだ来ないもよう。
ホテルに戻らなければならないので、「そろそろ失礼する」と言うと、「近くでビールでも飲もう」と言うのでちょっとだけということでバーに向かいます。
おごってくれるのかと思いましたが、そんな気配はなさそうなので、こちらが支払います。
まあ「友人」含め3人分で1,000円ちょっとなんですが…。
こちらがそのベーシストのキューバ人。
写真では顔がよく分からないですね…。（笑）
しばらく飲んでいると、友人の方が「頼みがある」と言い出します。
なんでも「子供のための粉ミルクが必要なんだが、外貨（兌換ペソ）を持ってないと、質のいいものが買えないんだ」と言っているもよう。
（この友人は英語が出来ず、ベーシストが通訳するのですが、イマイチ要領を得ないので、だいたいの理解ですが…。）
何となく断りにくい雰囲気なので、この友人と一緒に薬局（？）みたいなお店へ。
結局2,000円分くらい粉ミルクを買ってやりました。
何となく釈然としない気もしますが、まあ人助けというか国際交流というか…。
この手の話は、途上国でよくあるような気がします。
仲良くなると、日本（先進国）ではあまり考えられないような「依頼」をされること。
よく言えば、家族や友人が「助け合う」というか、悪く言えば「たかる」というか…。
そうこうするうちに、だいぶ時間がたったので、急いでホテルに戻ります。
雷雨は、結局30〜40分で上がってました。
（つづく）
朝から循環観光バスのT3ルートとT1ルートに乗り、ビーチと新市街を見て回って、ホテル前の公園のところに戻ってきました。
またもクラシックカーを撮影。
公園前から西に伸びる繁華街らしき通りを歩いてみます。
サンラファエル通りというそうです。
結構人通りがあって、食べ物屋には行列ができてたり…。
いろんな商店もあるんですが、何軒か入ってみたところ、中は薄暗くて、共産主義国ならではの品揃えの悪さを感じます。
一通り歩いたところで、お昼ごはん。
中央公園に面したホテル・イングラテーラ1階にあるカフェに入ります。
メニューはこんな感じ。
サンドイッチが3〜6CUC（約240〜480円）くらい。
まずはビールでのどを潤します。
こちらがお昼ごはんのチーズ・ハム・ホットサンド。
ハバナの多くの飲食店では、ライブ演奏が行われていますが、このカフェでもバンドが演奏しています。
当然「サルサ」ですよね。（あまり詳しくないんですが…。）
音楽に合わせて踊る人も…。
リードボーカルの男性が、グスタボ・ドゥダメル（ベネズエラ出身の指揮者）に似ているような気がするんですが、どうでしょう…？（笑）
昼食後いったんホテルに戻りますが、再び外出。
近所（ハバナ旧市街）を散策します。
ハバナに丸1日いるのはこの日だけなので、時間を惜しんで…。
しつこくクラシックカーを撮影。
などと歩いていると、だんだん空が暗くなってきて、突然の雷雨。
仕方なく、ビルの軒先で雨宿りします。
「いつ雨がやむかなあ」などと思っていると、突然黒人男性からカタコトの英語で「日本人か？」と尋ねられます。
「そうだ」と答えると、「自分はトーキョーに行ったことがある」と言うので、いろいろ話しているうちに、彼はプロの音楽家、しかもベーシスト（ベース奏者）だということが判明。
日本へは、誰かのツアーのバックバンド（ミュージシャン）として演奏旅行に行ったそうです。
「オルケスタ・デラ・ルスを知っている」とか「ブルーノート東京で弾いた」とか言うので、ウソ（でまかせ）を言っているわけでもなさそう…。
（「オルケスタ・デラ・ルス」はメキシコでも知っている人が多いようでした。）
そして、私が「自分もベース弾きだ」というと、「近くに自分のバンドの練習場があるから連れて行ってやる」ということで、歩いて3〜4分のビルに連れて行かれます。
彼の友人も一緒です。
ちょっと怖い気もしましたが、前も書いたように治安はいいと聞いてますし、ベース弾きであることは本当のようなので、ちょっと冒険ということで…。
ボロボロのビルですが、中には一応楽器が置いてあります。
何でも「夕方から練習する」とかいう話のようです。
写真はありませんが、練習場のそばでは、女性が4〜5人でダンス（サルサ？）の練習してます。
ちょっとだけ楽器を弾いたりして少し打ち解けたところで、「一緒に写真を」ということで、まずは「友人」の方と撮影。
さらにバンドの練習が始まるのかと待ってましたが、他のメンバーがまだ来ないもよう。
ホテルに戻らなければならないので、「そろそろ失礼する」と言うと、「近くでビールでも飲もう」と言うのでちょっとだけということでバーに向かいます。
おごってくれるのかと思いましたが、そんな気配はなさそうなので、こちらが支払います。
まあ「友人」含め3人分で1,000円ちょっとなんですが…。
こちらがそのベーシストのキューバ人。
写真では顔がよく分からないですね…。（笑）
しばらく飲んでいると、友人の方が「頼みがある」と言い出します。
なんでも「子供のための粉ミルクが必要なんだが、外貨（兌換ペソ）を持ってないと、質のいいものが買えないんだ」と言っているもよう。
（この友人は英語が出来ず、ベーシストが通訳するのですが、イマイチ要領を得ないので、だいたいの理解ですが…。）
何となく断りにくい雰囲気なので、この友人と一緒に薬局（？）みたいなお店へ。
結局2,000円分くらい粉ミルクを買ってやりました。
何となく釈然としない気もしますが、まあ人助けというか国際交流というか…。
この手の話は、途上国でよくあるような気がします。
仲良くなると、日本（先進国）ではあまり考えられないような「依頼」をされること。
よく言えば、家族や友人が「助け合う」というか、悪く言えば「たかる」というか…。
そうこうするうちに、だいぶ時間がたったので、急いでホテルに戻ります。
雷雨は、結局30〜40分で上がってました。
（つづく）
後半の話は、ちょっとドキドキしました。
微妙な体験でしたね。
by YAP (2012-10-24 08:31)
YAPさま
当初はなんだかがっかりする感じを持っていたのですが、帰国してから思い出したら、（本文に書いたように）「国際親善だ」と思えるようになってきました。
キューバにおける日本の評判に寄与すればいいのですが…。（笑）
by Lionbass (2012-10-27 21:45)
Lionbassさんは、とてもいいことをされたと確信します。
by ちんくろ２級 (2012-11-24 12:31)
ちんくろ2級さま
このベーシストには連絡先を教えないままに別れたのですが、教えればよかったかなと、ちょっと後悔してます。
by Lionbass (2012-11-25 17:25)