SSブログ

「イスラエル」 [読書]

▼読み終わった本
*「イスラエル」
臼杵陽・著、岩波新書


イスラエル (岩波新書)

イスラエル (岩波新書)

  • 作者: 臼杵 陽
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/04/21
  • メディア: 新書

【帯紹介】
*****************************

暴力の背景には
何があるのだろうか

理念と現実の間で揺れ動く
「ユダヤ国家」の歩みをたどる

******************************

著者は中東研究者で、イスラエルに暮らした経験を持っているそうです。

実体験を交えた、客観的でありながら実際に則した、とても整理されたイスラエル・ユダヤ論だと思いました。
「イスラエル・ユダヤ論」と書いたのは、「イスラエル」という国を考えるにあたっては、「ユダヤ人(ユダヤ教徒)とは何者か」という疑問を切り離すことができないからです。
その辺りも、この本ではきちんと取り扱っているように思います。

私自身、20年以上前、一度だけイスラエルに旅行したことがあります。
結構いいところだったような記憶があります。
当時住んでいたエジプトに比べ、結構「先進国」であり、その一方でいろいろ不思議な雰囲気が漂っていました。

第二次大戦前には、「イスラエル」という国は存在しなかったわけですが、1948年の建国に向けたさまざまな動き、そして建国後の紛争や摩擦を考えると、いろいろと考えさせられる存在です。

そして、イスラエルが「実際以上」に『存在感』を持っているのは、アメリカと緊密な関係を保っているからです。

2年前に読んだ「イスラエル ユダヤパワーの源泉」という本、そしてずっと以前に読んだ「尻尾が犬を振り回す」をもう一度読んでみたくなりました。
尻尾(ユダヤ)が犬(アメリカ)を振り回す―「湾岸戦争」1年後の真実

尻尾(ユダヤ)が犬(アメリカ)を振り回す―「湾岸戦争」1年後の真実

  • 作者: グレース ハルセル
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 1992/02
  • メディア: 単行本




▽購入した本
*「」
・著、


nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。