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楽友協会『黄金のホール』を見学する【年末年始・中欧旅行記(16)】 [旅行・乗り物]

「ウィーン中央墓地でお墓参り【年末年始・中欧旅行記(15)】」から続きます。

ウィーン中央墓地でベートーヴェンのお墓参りを済ませ、次の目的地へ。
トラムで引き返す予定だったんですが、時間がないのでタクシーで。

着いたのはこちら。
ウィーン楽友協会(ムジークフェライン)です。
IMG_2134楽友協会.jpg

ご存じニューイヤーコンサートなどが行われるウィーンフィルハーモニー管弦楽団の『本拠地』で、館内のガイドツアーが行われています。
IMG_2136楽友協会チケット.JPG

ツアー参加者はかなりの人数で、50人くらいいるでしょうか。
ガイドの女性の案内で見学スタートです。

こちらはガイドの女性とクララ・シューマンの像。
IMG_2137クララ.JPG

室内楽用の小ホールはブラームスザール(「ザール」はドイツ語で「ホール」の意)と名付けられています。
IMG_2138小ホール.JPG

ブラームスの像。
IMG_2140ブラームス.jpg

そしてこちらはおなじみの大ホール。
そのきらびやかな装飾から黄金のホールとして知られています。
いつまでも見ていたいくらいの光景なので、(似たようなものばかりですが)写真を何枚かアップ。
IMG_2143大ホール.JPG
IMG_2144大ホール.JPG

このホール、客席の下が空洞になっていて、それが音響の素晴らしさに貢献していると言われています。
IMG_2146大ホール.jpg
IMG_2147大ホール.JPG

天井の絵や柱の装飾もニューイヤーコンサートでよく画面に登場しますが、こんな感じです。
IMG_2149天井.jpg
IMG_2150女神.jpg

ステージに近づいてもう1枚。
IMG_2152ステージ.JPG

ベートーヴェンの像もちゃんとあります。
IMG_2155ベートーヴェン.jpg


楽友協会の地下には、近年、いくつかのホール・講堂が新たに建設されています。

地下への階段。
左の古い部分と右の新しい部分の違いがよく分かります。
IMG_2157地下.JPG

こちらのマグナ・アウディトリウムはかなり大きな空間で、小規模な演奏会も開催できるようです。
IMG_2158練習場.JPG
IMG_2159講堂.jpg

こちらは主に練習場として使われるようです。
IMG_2160スタジオ.JPG

1時間半ほどの見学を終えて外へ。
こちらは建物の外観。
IMG_2163楽友協会.JPG

演奏会のポスターが貼られています。
IMG_2165演奏会ポスター.JPG

近くの歩道には、ウィーンフィルとJ.シュトラウスの名前が刻まれています。
IMG_2169ウィーンフィル★.JPG
IMG_2170シュトラウス★.JPG

そしてこちらは、楽友協会そばにあるインペリアル・ホテル。
ウィーンでもっとも格式のあるホテルの1つです。
IMG_2162インペリアルホテル.jpg

ワーグナーが定宿にしていた、というかここに住んでいたそうです。
IMG_2168インペリアルホテル.jpg
IMG_2166ワーグナー.jpg

(つづく)
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コメント 4

YAP

こういうホールって、音響とかすばらしいんでしょうね。
by YAP (2013-07-14 16:17) 

Lionbass

YAPさま
本当は演奏会聞きたかったんですが、オペラに行ったので、こちらは見学だけになりました。
ニューイヤーコンサートは、チケット入手がとんでもない競争だそうです。
by Lionbass (2013-07-19 11:50) 

サットン

ニューイヤーコンサートの中継で毎年お目にかかります。
美しい内装とともに植物をふんだんに使った装飾に驚きます。
日本ではあまり目にしませんね。
by サットン (2013-07-24 11:15) 

Lionbass

サットンさま
このホールは1870年に完成したとのこと。
オーストリア・ハンガリー帝国が成立した直後で、「世紀末」を経て第一次大戦に至る「最後の輝き」の時期と言えるのかもしれませんね。
by Lionbass (2013-07-24 14:43) 

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