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王宮の楽器博物館を見学する<管楽器編>【年末年始・中欧旅行記(18)】 [旅行・乗り物]

「王宮の楽器博物館を見学する<弦楽器編>【年末年始・中欧旅行記(17)】」から続きます。

ウィーンの王宮内にある楽器博物館の続きです。
前回は弦楽器中心だったので、今回は管楽器を中心に。

まずはトロンボーン。
昔のこのようなベルの小さいものはサックバットと呼ばれます。
IMG_2177トロンボーン.JPG

こちらはファゴット(バスーン)一族。
左の大きなものは1オクターブ低い音の出るコントラファゴット(ダブルバスーン)のようです。
このコントラファゴット、ベートーヴェンが「運命」(交響曲第5番)や「第九」(同第9番)などで使っています。
IMG_2191ファゴット.jpg

こちらはフリューゲルホーン
トランペットと同じような音域ですが、管が太い分、ずっと柔らかい音が出ます。
IMG_2193フリューゲルホルン.JPG

同じケースに入っているのはテューバ
現代のものと形(管の巻き方)がかなり違っていて、縦に長い感じがします。
IMG_2195テューバ.jpg
IMG_2196テューバ.JPG
IMG_2197テューバ説明.JPG

こちらのケースには、テューバとワーグナーテューバのほかにオフィクレイド、コルネットなど現代は使われなくなった楽器や、形がかなり違う楽器が並んでいます。
IMG_2198金管楽器.jpg

こちらはバルブトロンボーン
トロンボーンはスライドを使って音を替えるのが普通ですが、19世紀後半はバルブ付きの楽器が使われることも多かったそうです。
IMG_2201バルブトロンボーン.JPG

サックスやクラリネット。
IMG_2203サックスなど.jpg

こちらはウィンナー(ウィーン式)ホルン
現代ではウィーンフィルなど一部の奏者しか使いません。
IMG_2217ウィンナーホルン.JPG

こちらのトロンボーンは現代のものに形が近いようです。
スライドの先端に蛇の形らしき飾りが付いているので、ドイツ式の楽器かもしれません。
IMG_2218トロンボーン.jpg

こちらのトランペットは、右が現代でも使われるロータリー式の楽器で、左はウィンナーバルブのようです。
IMG_2220トランペット.JPG

いろんな木管楽器。
IMG_2222木管楽器.jpg

最後はバスサックス
現代では普通、低い方はバリトンサックスまでで、バスはそんなに使われてはいません。
IMG_2223バスサックス.jpg

ということで、楽器博物館を見終わって王宮の中庭へ。
詳しいことは忘れましたが、午後のかなり遅い時間です。
IMG_2225王宮.JPG
IMG_2231王宮.JPG

どこで昼食にしようかと思ったのですが、王宮内のカフェでいただくことにします。
IMG_2228カフェ.JPG

まずはのどを潤します。
オッタクリンガーというウィーンのビールです。
IMG_2226オッタクリンガー.jpg

ウィーン名物のカツレツ。
IMG_2227カツ.JPG

中庭にいる馬車。
観光客用ですね。
IMG_2230馬車.JPG

(つづく)
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