フォルクスオパーで子供向けバレエ公演を鑑賞する【年末年始・中欧旅行記(19)】 [旅行・乗り物]
「王宮の楽器博物館を見学する<管楽器編>【年末年始・中欧旅行記(18)】」から続きます。
広大なウィーンの王宮で楽器博物館を見学し、カフェでシュニッツェル(カツレツ)とビールをいただいたらもう夕方。
王宮にはほかにもいろんな展示があって、見たいところはまだまだあるのですが、時間がないのでまたの機会に…。
王宮を出ると、北西側にはブルク劇場があります。
この劇場は18世紀に建てられ、ベートーヴェンの作品が初演されたりしていますが、その後移転したり、戦争で破壊され再建されたりしています。
こちらはリング(環状道路)沿い、王宮の向かい側にある国会議事堂。
立派な建物ですね。
そして、王宮そばの公園にはモーツァルト像が立っています。
台座部分には楽器の彫刻。
モーツァルトは1756年ザルツブルク生まれ、91年にウィーンで死去しました。
像の前の地面にはこんな模様が。
いったんホテルに戻り、夜はバレエ鑑賞に出かけます。
ホテルの写真はアップ済みですが、「パパゲーノガッセ」という通りにあります。
アン・デア・ウィーン劇場のパパゲーノ門の前の通りなので、この名前がついているようです。
(パパゲーノはモーツァルトのオペラ「魔笛」の登場人物)
時間がなかったので、ホテル近くからタクシーに乗ります。
向かったのは去年来日公演を見たフォルクスオパーです。
「フォルク」は民衆・大衆、「オパー」はオペラの意。
本格的オペラを上演するシュターツオパー=国立劇場に対し、オペレッタ(喜歌劇)やバレエ、ミュージカルなどよりポピュラーな作品を上演しています。
この夜の出し物は、子供向けのバレエ「マックスとモーリッツ」。
この作品、日本では知っている人はかなり少ないと思いますが、ドイツ(オーストリア含む)では知らない人はいないという物語。
いたずら好きのマックスとモーリッツという2人の男の子が、悪さをしまくって、最後は『天罰』が下るという、(日本人の感覚では)救いのないストーリー。
劇場内はこんな感じ。
前夜のシュターツオパーは、当日に劇場前で買った天井近くの安い席でしたが、フォルクスオパーは日本出発前にネットで予約してあって、1階のまあまあの席です。
上演中は写真が撮れないので、開演前や休憩中に撮影。
ストーリーは19世紀にドイツの作家が書いたものですが、バレエの音楽はロッシーニの曲で構成されています。
オーケストラはかなりの腕前です。
ホルンはウィーンフィルと同じウィーン式の楽器です。
コントラバス奏者(ピンぼけご容赦)と客席の子どもたち(一応小さめに)。
公演が終わると夜9時くらい。(こちらの写真は劇場外観)
ホテルに戻る前に劇場近くのカフェ・ワイマールへ。
そんなにおなかすいてないので、アップルパイとお茶。
ホテルまではトラムで戻ってのですが、途中ビールを買って帰り、部屋で飲みました。
バドワイザーの「本家」版と、ピルスナー・ウルケルというチェコのビール2種類です。
こうして旅行最後の夜は暮れました。
(つづく)
広大なウィーンの王宮で楽器博物館を見学し、カフェでシュニッツェル(カツレツ)とビールをいただいたらもう夕方。
王宮にはほかにもいろんな展示があって、見たいところはまだまだあるのですが、時間がないのでまたの機会に…。
王宮を出ると、北西側にはブルク劇場があります。
この劇場は18世紀に建てられ、ベートーヴェンの作品が初演されたりしていますが、その後移転したり、戦争で破壊され再建されたりしています。
こちらはリング(環状道路)沿い、王宮の向かい側にある国会議事堂。
立派な建物ですね。
そして、王宮そばの公園にはモーツァルト像が立っています。
台座部分には楽器の彫刻。
モーツァルトは1756年ザルツブルク生まれ、91年にウィーンで死去しました。
像の前の地面にはこんな模様が。
いったんホテルに戻り、夜はバレエ鑑賞に出かけます。
ホテルの写真はアップ済みですが、「パパゲーノガッセ」という通りにあります。
アン・デア・ウィーン劇場のパパゲーノ門の前の通りなので、この名前がついているようです。
(パパゲーノはモーツァルトのオペラ「魔笛」の登場人物)
時間がなかったので、ホテル近くからタクシーに乗ります。
向かったのは去年来日公演を見たフォルクスオパーです。
「フォルク」は民衆・大衆、「オパー」はオペラの意。
本格的オペラを上演するシュターツオパー=国立劇場に対し、オペレッタ(喜歌劇)やバレエ、ミュージカルなどよりポピュラーな作品を上演しています。
この夜の出し物は、子供向けのバレエ「マックスとモーリッツ」。
この作品、日本では知っている人はかなり少ないと思いますが、ドイツ(オーストリア含む)では知らない人はいないという物語。
いたずら好きのマックスとモーリッツという2人の男の子が、悪さをしまくって、最後は『天罰』が下るという、(日本人の感覚では)救いのないストーリー。
劇場内はこんな感じ。
前夜のシュターツオパーは、当日に劇場前で買った天井近くの安い席でしたが、フォルクスオパーは日本出発前にネットで予約してあって、1階のまあまあの席です。
上演中は写真が撮れないので、開演前や休憩中に撮影。
ストーリーは19世紀にドイツの作家が書いたものですが、バレエの音楽はロッシーニの曲で構成されています。
オーケストラはかなりの腕前です。
ホルンはウィーンフィルと同じウィーン式の楽器です。
コントラバス奏者(ピンぼけご容赦)と客席の子どもたち(一応小さめに)。
公演が終わると夜9時くらい。(こちらの写真は劇場外観)
ホテルに戻る前に劇場近くのカフェ・ワイマールへ。
そんなにおなかすいてないので、アップルパイとお茶。
ホテルまではトラムで戻ってのですが、途中ビールを買って帰り、部屋で飲みました。
バドワイザーの「本家」版と、ピルスナー・ウルケルというチェコのビール2種類です。
こうして旅行最後の夜は暮れました。
(つづく)
まさに音楽の都ですね。
いろいろなオブジェや装飾のそれぞれが魅力的です。
by YAP (2013-07-20 17:48)
YAPさま
ウィーンは「音楽」と「歴史」が観光資源なので、力を入れてるんですね。
もっとゆっくり滞在したいものです。
by Lionbass (2013-07-24 15:09)