フィンランドの国民的作曲家のモニュメントへ【2015欧州3カ国旅行記(29)】 [旅行・乗り物]
「ちょっと貧弱なテーゲル空港からヘルシンキへ【2015欧州3カ国旅行記(28)】」から続きます。
さて旅行の最終日。
といっても、ヘルシンキには18時間くらい滞在するだけなんですが、半日は観光できそうです。
ということで空港そばのヒルトンホテルからヘルシンキ市内へ向かいます。
空港バスで高速道路経由、約30分くらい。
市内のターミナルはヘルシンキ中央駅前です。
こちらが駅の建物。
早速、路面電車の一日券を買って市内観光に出発。
実は18年前にも来たことがあって、同じようにトランジットで1日弱いたので、ほぼ同じような要領で街を回る計画です。
最初の目的地に向かう途中、電車から見える道路沿いにフィンランディア・ホールがあります。
ヘルシンキの演奏会用ホールとして知られています。
10分ほどで下車。
停留所のそばに「カレリア」というレストランがあります。
「カレリア」とはフィンランドからロシアにまたがる地方の名前で、フィンランド人の「心のふるさと」だとのこと。
「カレリア」という曲もありますね。
その電停から歩いてやってきたのがこちら。
「シベリウス公園」です。
「シベリウス・モニュメント」と呼ばれる金属製の筒を組み合わせたような巨大なオブジェがそそり立っています。
パイプオルガンをイメージしているそうです。
シベリウスの顔もあります。
シベリウスは言わずと知れたフィンランドを代表する作曲家。
今年夏に自分のオケでも演奏し、プログラムの解説を担当したので、なんだか親近感がわきます。
公園の中で、東洋系の女性が何かポーズを取っていて、最初はヨガでもやっているのかと思ったのですが、前に「法輪大法」と書かれたメッセージ入りの幕を広げています。
中国で非合法化されている気功集団「法輪功」の支持者のようです。
先日、中国で開かれたミスワールド世界大会で、法輪功を支持する中国系カナダ人の女性が入国を拒否されたのがニュースになったのをご存知の方も多いと思います。
(つづく)
さて旅行の最終日。
といっても、ヘルシンキには18時間くらい滞在するだけなんですが、半日は観光できそうです。
ということで空港そばのヒルトンホテルからヘルシンキ市内へ向かいます。
空港バスで高速道路経由、約30分くらい。
市内のターミナルはヘルシンキ中央駅前です。
こちらが駅の建物。
早速、路面電車の一日券を買って市内観光に出発。
実は18年前にも来たことがあって、同じようにトランジットで1日弱いたので、ほぼ同じような要領で街を回る計画です。
最初の目的地に向かう途中、電車から見える道路沿いにフィンランディア・ホールがあります。
ヘルシンキの演奏会用ホールとして知られています。
10分ほどで下車。
停留所のそばに「カレリア」というレストランがあります。
「カレリア」とはフィンランドからロシアにまたがる地方の名前で、フィンランド人の「心のふるさと」だとのこと。
「カレリア」という曲もありますね。
その電停から歩いてやってきたのがこちら。
「シベリウス公園」です。
「シベリウス・モニュメント」と呼ばれる金属製の筒を組み合わせたような巨大なオブジェがそそり立っています。
パイプオルガンをイメージしているそうです。
シベリウスの顔もあります。
シベリウスは言わずと知れたフィンランドを代表する作曲家。
今年夏に自分のオケでも演奏し、プログラムの解説を担当したので、なんだか親近感がわきます。
公園の中で、東洋系の女性が何かポーズを取っていて、最初はヨガでもやっているのかと思ったのですが、前に「法輪大法」と書かれたメッセージ入りの幕を広げています。
中国で非合法化されている気功集団「法輪功」の支持者のようです。
先日、中国で開かれたミスワールド世界大会で、法輪功を支持する中国系カナダ人の女性が入国を拒否されたのがニュースになったのをご存知の方も多いと思います。
(つづく)
ちょっと貧弱なテーゲル空港からヘルシンキへ【2015欧州3カ国旅行記(28)】 [旅行・乗り物]
「旧東独の信号キャラクター『アンペルマン』の話【2015欧州3カ国旅行記(27)】」から続きます。
ベルリンの滞在を終え、経由地であり最後の滞在都市であるヘルシンキへ向かいます。
ホテルQに預けてあった荷物を受け取り、タクシーでテーゲル空港へ。
(写真はありませんがタクシーはトヨタ・プリウスでした。)
市街地から近いので20分ほどで到着です。
ベルリンには旧東側にシェーネフェルト空港、旧西側にテンペルホフ空港とテーゲル空港という3つの空港がありました。
テンペルホフ空港は冷戦時代、「ベルリン大空輸作戦」の拠点となりましたが、現在は閉鎖され広大な公園となっています。
シェーネフェルト空港を拡張して新たな空港(ブランデンブルク国際空港)として開業する計画ですが、2011年の予定が大幅に遅れ、いまだに開港していません。
ということで、このテーゲル空港がベルリンの空の玄関口となっているのですが、あまりにも小規模で施設も貧弱。
本来はとっくに閉鎖されているはずであるため、拡張とか新たな施設の建設はできないんでしょうね。
フィンランド航空ヘルシンキ行きのチェックインカウンターは、LCC(ローコスト・キャリア)みたいな雰囲気。
少し時間があるので、ドイツで最後のビール!
機材は沖止めなのでバス移動です。
空港の様子はこんな感じ。
エアバスA319という小さめの機体ですが、前後のドアが開けられていて、後ろにもタラップが着けられています。
機内は横3-3の座席配置。
2時間ほどでヘルシンキに到着。
空港そばのヒルトンに1泊します。
(つづく)
ベルリンの滞在を終え、経由地であり最後の滞在都市であるヘルシンキへ向かいます。
ホテルQに預けてあった荷物を受け取り、タクシーでテーゲル空港へ。
(写真はありませんがタクシーはトヨタ・プリウスでした。)
市街地から近いので20分ほどで到着です。
ベルリンには旧東側にシェーネフェルト空港、旧西側にテンペルホフ空港とテーゲル空港という3つの空港がありました。
テンペルホフ空港は冷戦時代、「ベルリン大空輸作戦」の拠点となりましたが、現在は閉鎖され広大な公園となっています。
シェーネフェルト空港を拡張して新たな空港(ブランデンブルク国際空港)として開業する計画ですが、2011年の予定が大幅に遅れ、いまだに開港していません。
ということで、このテーゲル空港がベルリンの空の玄関口となっているのですが、あまりにも小規模で施設も貧弱。
本来はとっくに閉鎖されているはずであるため、拡張とか新たな施設の建設はできないんでしょうね。
フィンランド航空ヘルシンキ行きのチェックインカウンターは、LCC(ローコスト・キャリア)みたいな雰囲気。
少し時間があるので、ドイツで最後のビール!
機材は沖止めなのでバス移動です。
空港の様子はこんな感じ。
エアバスA319という小さめの機体ですが、前後のドアが開けられていて、後ろにもタラップが着けられています。
機内は横3-3の座席配置。
2時間ほどでヘルシンキに到着。
空港そばのヒルトンに1泊します。
(つづく)
旧東独の信号キャラクター『アンペルマン』の話【2015欧州3カ国旅行記(27)】 [旅行・乗り物]
「都会の森と戦勝記念塔と湖畔のレストラン【2015欧州3カ国旅行記(26」から続きます。
先日も紹介しましたが、旧東ドイツ時代の歩行者用信号の表示に使われていた男の子と女の子のキャラクター「アンペルマン」(「アンペル」は「信号」の意)
ドイツ統一により姿を消すことになりそうだったものの、その愛らしい姿に惜しむ声が出て、生き残りました。
写真のように、現在でもベルリン市内のそこここで見ることができます。
そして、このキャラクターたちはいろんなグッズになって、世界中で人気を集めています。
Sバーンのハッケシャーマルクトという駅前にある複合施設「ハッケシェへーフェ」に、そのアンペルマンの本店があります。
こちらはハッケシャーマルクト駅。
こちらが「ハッケシェへーフェ」の外観。
「ヘーフェ」とは「ホフ」(建物、館などの意)の複数形だそうです。
いくつかの建物がつながっているのでこう呼ばれています。
「中庭」はこんな感じ。
いろんな文化関連施設やおしゃれなお店が入っています。
こちらがアンペルマン本店。
いろいろお土産を買いました。
ほかにもクーダムにあるデパート「KDW」にもアンペルマンの売り場がありますし、東京にも出店しています。
そしてこちらは街中で見かけたアンペルマンの車。
そのアンペルマンについての本が最近出たのですが、日本語版も出版されています。
その著者がベルリン滞在の最後にランチをご一緒した(案内していただいた)高橋徹さんです。
高橋さんはコントラバス奏者で、10月に行われた「アンペルマン・デュエット」の様子は先に当ブログでも紹介しました。
また、同じ10月下旬にはベルリン・ドイツ交響楽団の一員として、来日公演にも参加されています。
これらの写真は、東京で行われた日本語版出版報告会兼記念のパーティーの様子です。
アンペルマンの本「アンペルマン 東ドイツ生まれの人気キャラクター」(郁文堂)はこちらです。
高橋さんのブログ「べルリンでさーて何を食おうかな?」も是非ご覧ください。
先日も紹介しましたが、旧東ドイツ時代の歩行者用信号の表示に使われていた男の子と女の子のキャラクター「アンペルマン」(「アンペル」は「信号」の意)
ドイツ統一により姿を消すことになりそうだったものの、その愛らしい姿に惜しむ声が出て、生き残りました。
写真のように、現在でもベルリン市内のそこここで見ることができます。
そして、このキャラクターたちはいろんなグッズになって、世界中で人気を集めています。
Sバーンのハッケシャーマルクトという駅前にある複合施設「ハッケシェへーフェ」に、そのアンペルマンの本店があります。
こちらはハッケシャーマルクト駅。
こちらが「ハッケシェへーフェ」の外観。
「ヘーフェ」とは「ホフ」(建物、館などの意)の複数形だそうです。
いくつかの建物がつながっているのでこう呼ばれています。
「中庭」はこんな感じ。
いろんな文化関連施設やおしゃれなお店が入っています。
こちらがアンペルマン本店。
いろいろお土産を買いました。
ほかにもクーダムにあるデパート「KDW」にもアンペルマンの売り場がありますし、東京にも出店しています。
そしてこちらは街中で見かけたアンペルマンの車。
そのアンペルマンについての本が最近出たのですが、日本語版も出版されています。
その著者がベルリン滞在の最後にランチをご一緒した(案内していただいた)高橋徹さんです。
高橋さんはコントラバス奏者で、10月に行われた「アンペルマン・デュエット」の様子は先に当ブログでも紹介しました。
また、同じ10月下旬にはベルリン・ドイツ交響楽団の一員として、来日公演にも参加されています。
これらの写真は、東京で行われた日本語版出版報告会兼記念のパーティーの様子です。
アンペルマンの本「アンペルマン 東ドイツ生まれの人気キャラクター」(郁文堂)はこちらです。
高橋さんのブログ「べルリンでさーて何を食おうかな?」も是非ご覧ください。
都会の森と戦勝記念塔と湖畔のレストラン【2015欧州3カ国旅行記(26)】 [旅行・乗り物]
「フィルハーモニーでフィルハーモニア管を聴く【2015欧州3カ国旅行記(25)】」から続きます。
9月に入った旅行記ですが、2015年も終わりそうなので先を急ぎます。
ベルリン滞在最終日。
午後には次の目的地に向かうことになっています。
朝食は繁華街のカフェ(ウィーン風?)にて。
お店の前にはベルリンのシンボル熊が鎮座(?)しています。
切符を買ってSバーン(市内・近郊電車)に乗ります。
刻印機で入場時刻を打ち込むのを忘れずに…。
改札がない代わりに抜きうち検札があり、時刻が入っていないと切符を持っていないのと同じ扱い(要するに無賃乗車)になるそうです。
ベルリンでは見かけませんでしたが、クラクフの路面電車では半日に2回、車内の検札に遭遇。
私服なので検札が始まるまで気づきませんでした。
(制服だと逃げる乗客がいるんでしょうね…。)
降りたのはティアガルテン駅。
ティアガルテンはベルリン中心部に広がる広大な公園(というより森?)です。
駅のそばにフリーマーケット(蚤の市)があります。
店開きしている店主には中東系の人が多く、アラブ系やトルコ系の人がたくさんいました。
ほかに、東ドイツ時代の品物を売る店とか、時間があればもっとゆっくり見たい感じ。
ティアガルテンは広さ約210haあって、中に森や池、広場などがあります。
朝からジョギングする人などの姿が多く見られます。
公園の中を歩いていると、向こうからどこかで見たことある人が。
初老の男性で、若い女性と歩いています。
知人ではないので、有名人であることが分かるのですが、「政治家かな?」「音楽家?」などと考えているうちに、ようやくNBA(アメリカ・プロバスケットボール)の強豪サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチ(監督)であることを思い出しました。
ベルリンではちょうどバスケットボールの欧州選手権が行われていたので、視察・観戦のため滞在中なんですね。
ティアガルテンを抜けたところには、すでに何度も写真をアップしている戦勝記念塔があります。
この塔も、いろんな歴史をくぐり抜けてきたんですね。
こちらはSバーンの駅の線路に止まっていた機関車。
このあと、クーダムのスーパーで買い物をしてホテルQに戻ります。
お昼ご飯は知人とご一緒する約束ですが、少し時間があるので、ホテル1Fのバーで昼(朝?)ビール。
でもお店が「アジア推し」らしく、シンガポールのタイガービールです。
でもグラスはベルリンの銘柄ですね。
ホテルの前にやってきた郵便配達の人。
ドイツの郵便のシンボルカラーは黄色みたいです。
さて、お昼過ぎに知人が車で迎えに来てくれて、ランチに向かいます。
いろいろ選択肢を提示されたので、郊外にある湖畔のレストランをチョイス。
いただくのはターフェルシュピッツというお肉の煮込みです。
(本来はオーストリア料理かもしれません。)
Wansee(ヴァンゼー)という湖の眺めが素晴らしいお店で、案内してもらわないと自力では来られないですね。
食事のあと、クーダムまで送ってもらって、ホテルに戻ります。
これでベルリン滞在も終わりです。
なお、この知人については別エントリーで紹介します。
(つづく)
9月に入った旅行記ですが、2015年も終わりそうなので先を急ぎます。
ベルリン滞在最終日。
午後には次の目的地に向かうことになっています。
朝食は繁華街のカフェ(ウィーン風?)にて。
お店の前にはベルリンのシンボル熊が鎮座(?)しています。
切符を買ってSバーン(市内・近郊電車)に乗ります。
刻印機で入場時刻を打ち込むのを忘れずに…。
改札がない代わりに抜きうち検札があり、時刻が入っていないと切符を持っていないのと同じ扱い(要するに無賃乗車)になるそうです。
ベルリンでは見かけませんでしたが、クラクフの路面電車では半日に2回、車内の検札に遭遇。
私服なので検札が始まるまで気づきませんでした。
(制服だと逃げる乗客がいるんでしょうね…。)
降りたのはティアガルテン駅。
ティアガルテンはベルリン中心部に広がる広大な公園(というより森?)です。
駅のそばにフリーマーケット(蚤の市)があります。
店開きしている店主には中東系の人が多く、アラブ系やトルコ系の人がたくさんいました。
ほかに、東ドイツ時代の品物を売る店とか、時間があればもっとゆっくり見たい感じ。
ティアガルテンは広さ約210haあって、中に森や池、広場などがあります。
朝からジョギングする人などの姿が多く見られます。
公園の中を歩いていると、向こうからどこかで見たことある人が。
初老の男性で、若い女性と歩いています。
知人ではないので、有名人であることが分かるのですが、「政治家かな?」「音楽家?」などと考えているうちに、ようやくNBA(アメリカ・プロバスケットボール)の強豪サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチ(監督)であることを思い出しました。
ベルリンではちょうどバスケットボールの欧州選手権が行われていたので、視察・観戦のため滞在中なんですね。
ティアガルテンを抜けたところには、すでに何度も写真をアップしている戦勝記念塔があります。
この塔も、いろんな歴史をくぐり抜けてきたんですね。
こちらはSバーンの駅の線路に止まっていた機関車。
このあと、クーダムのスーパーで買い物をしてホテルQに戻ります。
お昼ご飯は知人とご一緒する約束ですが、少し時間があるので、ホテル1Fのバーで昼(朝?)ビール。
でもお店が「アジア推し」らしく、シンガポールのタイガービールです。
でもグラスはベルリンの銘柄ですね。
ホテルの前にやってきた郵便配達の人。
ドイツの郵便のシンボルカラーは黄色みたいです。
さて、お昼過ぎに知人が車で迎えに来てくれて、ランチに向かいます。
いろいろ選択肢を提示されたので、郊外にある湖畔のレストランをチョイス。
いただくのはターフェルシュピッツというお肉の煮込みです。
(本来はオーストリア料理かもしれません。)
Wansee(ヴァンゼー)という湖の眺めが素晴らしいお店で、案内してもらわないと自力では来られないですね。
食事のあと、クーダムまで送ってもらって、ホテルに戻ります。
これでベルリン滞在も終わりです。
なお、この知人については別エントリーで紹介します。
(つづく)
フィルハーモニーでフィルハーモニア管を聴く【2015欧州3カ国旅行記(25)】 [旅行・乗り物]
「博物館の楽器たち・管楽器編【2015欧州3カ国旅行記(24)】」から続きます。
9月に取った夏休みの7日目はベルリン滞在3日目。
(でも初日は夜の到着だったので実質は2日目)
朝からミッテ地区を歩き、SONYセンターでお茶と昼食。
フィルハーモニー(ホール)の内部ツアーに参加して、楽器博物館を見学したところで午後3時すぎ。
夜に備えていったんホテルに戻ります。
博物館からポツダム広場へ。
統一以前は東ベルリンだったわけですが現在はこんな風景です。
Sバーン(鉄道)に乗って移動します。
途中、フリードリヒ通り駅で乗り換え。
『ベルリン銀座』ことクーダムまで戻ってきました。
こんな高級車があちらこちらに駐車しています。
ホテルのすぐそばにある有名なぬいぐるみ屋さん「シュタイフ」の直営店。
お店の前に大きな熊がいます。
さて、夕方、再び向かったのは午後、内部を見学したフィルハーモニー(ホール)。
今度は演奏会を聴くためですが、事前(日本出発前)にチケットの手配はしていなかったので、まず当日券を入手します。
内部見学の際に当日券の発売について確認したところ、午後6時から先着順に販売するということで、1時間くらい前に窓口に到着。(すでに記憶が薄れつつあるので時刻については間違っているかも…。)
列の2番目でした。
いい席はあまり残っておらず、ゲットできたのはP席上手側「ブロックH」の最前列。
P席は指揮者の表情がよく見えて、オケの様子も分かるので結構好きで、サントリーホールでもよくP席に座ってます。
ちなみに2枚で100ユーロ(その時のレートで約13,500円)です。
チケット入手したあと、夕食のためポツダム広場方面へ。
フィルハーモニーの駐車場には、出演するフィルハーモニア管弦楽団のトラックが止まってます。
イギリスから走ってきたんでしょうね。
(右ハンドルのようでした。)
Potsdamer Platz Arkaden(ポツダム広場アーケード)というショッピングモールでお店を探しました。
中はベルリンもクラクフでもお台場でも似たようなものですね。
あまり時間がないので、Nordsee(ノルトゼー=「北海」の意)という魚介類を提供するカフェテリアへ。
白身魚(ムニエル?)をいただきます。
軽くビールも。
(日本では演奏会前には飲まないですが、ベルリン最後の夜ですし…。)
腹ごしらえして再び(というかこの日4回目!)フィルハーモニーへ。
ロビーはこんな感じです。
演奏がすべて終わったあとのステージ。
なお、演奏会そのものについては、帰国直後にこちらにアップ済みですので、よろしければ併せてご覧ください。
200番のバスでツォー(動物園)駅まで戻ります。
(つづく)
9月に取った夏休みの7日目はベルリン滞在3日目。
(でも初日は夜の到着だったので実質は2日目)
朝からミッテ地区を歩き、SONYセンターでお茶と昼食。
フィルハーモニー(ホール)の内部ツアーに参加して、楽器博物館を見学したところで午後3時すぎ。
夜に備えていったんホテルに戻ります。
博物館からポツダム広場へ。
統一以前は東ベルリンだったわけですが現在はこんな風景です。
Sバーン(鉄道)に乗って移動します。
途中、フリードリヒ通り駅で乗り換え。
『ベルリン銀座』ことクーダムまで戻ってきました。
こんな高級車があちらこちらに駐車しています。
ホテルのすぐそばにある有名なぬいぐるみ屋さん「シュタイフ」の直営店。
お店の前に大きな熊がいます。
さて、夕方、再び向かったのは午後、内部を見学したフィルハーモニー(ホール)。
今度は演奏会を聴くためですが、事前(日本出発前)にチケットの手配はしていなかったので、まず当日券を入手します。
内部見学の際に当日券の発売について確認したところ、午後6時から先着順に販売するということで、1時間くらい前に窓口に到着。(すでに記憶が薄れつつあるので時刻については間違っているかも…。)
列の2番目でした。
いい席はあまり残っておらず、ゲットできたのはP席上手側「ブロックH」の最前列。
P席は指揮者の表情がよく見えて、オケの様子も分かるので結構好きで、サントリーホールでもよくP席に座ってます。
ちなみに2枚で100ユーロ(その時のレートで約13,500円)です。
チケット入手したあと、夕食のためポツダム広場方面へ。
フィルハーモニーの駐車場には、出演するフィルハーモニア管弦楽団のトラックが止まってます。
イギリスから走ってきたんでしょうね。
(右ハンドルのようでした。)
Potsdamer Platz Arkaden(ポツダム広場アーケード)というショッピングモールでお店を探しました。
中はベルリンもクラクフでもお台場でも似たようなものですね。
あまり時間がないので、Nordsee(ノルトゼー=「北海」の意)という魚介類を提供するカフェテリアへ。
白身魚(ムニエル?)をいただきます。
軽くビールも。
(日本では演奏会前には飲まないですが、ベルリン最後の夜ですし…。)
腹ごしらえして再び(というかこの日4回目!)フィルハーモニーへ。
ロビーはこんな感じです。
演奏がすべて終わったあとのステージ。
なお、演奏会そのものについては、帰国直後にこちらにアップ済みですので、よろしければ併せてご覧ください。
200番のバスでツォー(動物園)駅まで戻ります。
(つづく)
博物館の楽器たち・管楽器編【2015欧州3カ国旅行記(24)】 [旅行・乗り物]
「博物館の楽器たち・弦楽器編【2015欧州3カ国旅行記(23)】」から続きます。
ベルリンの楽器博物館展示物。
最後は管楽器編です。
だいたい時代順になってます。
こちらはオーボエやファゴットの先祖ですかね…。
古いナチュラルトランペット。
バルブがなくて唇だけで音程を変えます。
セルパンというテューバの『祖先』とツィンクというトランペットの『祖先』。
トロンボーン(サックバット)やホルンなど古い金管楽器。
こちらはいろんな古い木管楽器です。
古いクラリネットの仲間。
ナチュラルトランペットやキー付きのトランペット(ビューグル)。
こちらはバルブ付きのコルネットですね。
こちらのナチュラルホルンはベルの内側に見事な装飾が施されています。
下の木箱に入っているのは「クルーク」と呼ばれる「替え管」です。
これによって管の長さを変えていろんな調に対応します。
この辺りから時代が新しくなってきます。
いろんなテューバ類。
テューバは国・地域によっていろんな形・音域のものが使われていました。
クラリネット類。
これはサリュソフォンというダブルリードの木管楽器。
現在ではほとんど使われません。
最後にティンパニ。
上は「手締め」で、下はペダル付きですがかなり古そうです。
(つづく)
ベルリンの楽器博物館展示物。
最後は管楽器編です。
だいたい時代順になってます。
こちらはオーボエやファゴットの先祖ですかね…。
古いナチュラルトランペット。
バルブがなくて唇だけで音程を変えます。
セルパンというテューバの『祖先』とツィンクというトランペットの『祖先』。
トロンボーン(サックバット)やホルンなど古い金管楽器。
こちらはいろんな古い木管楽器です。
古いクラリネットの仲間。
ナチュラルトランペットやキー付きのトランペット(ビューグル)。
こちらはバルブ付きのコルネットですね。
こちらのナチュラルホルンはベルの内側に見事な装飾が施されています。
下の木箱に入っているのは「クルーク」と呼ばれる「替え管」です。
これによって管の長さを変えていろんな調に対応します。
この辺りから時代が新しくなってきます。
いろんなテューバ類。
テューバは国・地域によっていろんな形・音域のものが使われていました。
クラリネット類。
これはサリュソフォンというダブルリードの木管楽器。
現在ではほとんど使われません。
最後にティンパニ。
上は「手締め」で、下はペダル付きですがかなり古そうです。
(つづく)
博物館の楽器たち・弦楽器&鍵盤楽器編【2015欧州3カ国旅行記(23)】 [旅行・乗り物]
「博物館の楽器たち・コントラバス編【2015欧州3カ国旅行記(22)】」から続きます。
ベルリンの楽器博物館、コントラバス以外の弦楽器と鍵盤楽器編です。
こちらはヴァイオリン族より古くから使われていたというヴィオール族の楽器たち。
コントラバスも(元々は)ヴィオール族です。
いろんな形の楽器があったんですね。
ヴァイオリン族だと「渦巻き」(スクロール)になっている部分が、いろんな「顔」になっています。
こちらはチェロ(写真右)とアルペジオーネ。
先日、川本嘉子さんの演奏で聴いたシューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」は元々はこの楽器のために作曲されました。
それ以外のいろんな弦楽器。
ヴァイオリンに取り付けて演奏する不思議な装置。
いろんな鍵盤楽器が並んでいます。
ピアノの「先祖」ですかね…。
ギターやリュートの仲間。
打楽器(太鼓類)付きのアコーディオンです。
(つづく)
ベルリンの楽器博物館、コントラバス以外の弦楽器と鍵盤楽器編です。
こちらはヴァイオリン族より古くから使われていたというヴィオール族の楽器たち。
コントラバスも(元々は)ヴィオール族です。
いろんな形の楽器があったんですね。
ヴァイオリン族だと「渦巻き」(スクロール)になっている部分が、いろんな「顔」になっています。
こちらはチェロ(写真右)とアルペジオーネ。
先日、川本嘉子さんの演奏で聴いたシューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」は元々はこの楽器のために作曲されました。
それ以外のいろんな弦楽器。
ヴァイオリンに取り付けて演奏する不思議な装置。
いろんな鍵盤楽器が並んでいます。
ピアノの「先祖」ですかね…。
ギターやリュートの仲間。
打楽器(太鼓類)付きのアコーディオンです。
(つづく)
博物館の楽器たち・コントラバス編【2015欧州3カ国旅行記(22)】 [旅行・乗り物]
「フィルハーモニー見学ツアーに参加する【2015欧州3カ国旅行記(21)】」から続きます。
ベルリンにある「クラシック音楽の聖地」フィルハーモニーを見学したあとは、同じ敷地内にある楽器博物館へ。
私は楽器マニアなので、これまでもいくつかの楽器博物館を訪れています。
静岡県浜松市の楽器博物館に行ったときの記事はこちら。
浜松市楽器博物館訪問記(1)=鍵盤楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(2)=木管楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(3)=金管楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(4)=擦弦楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(5)=撥弦楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(6)=邦楽・打楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(7)=民族楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(8)・終=いろんな顔編=
そして、ウィーンの王宮内の楽器博物館訪問記はこちらです。
王宮の楽器博物館を見学する<弦楽器編>
王宮の楽器博物館を見学する<管楽器編>
さて、膨大な数の楽器を所蔵しているこちらの博物館。
写真をたくさん撮ったので、3回ほどに分けてアップします。
初回はコントラバス編。
こちらの楽器は説明書きによると西暦1700年のもの。
下の写真は「大バスヴァイオリン」(ドイツ語で「グローセ・バスガイゲ」)。
一見チェロのようですが、弦が5本あります。
こちらの楽器のヘッドは何の動物でしょうか?
1730年となっていますね。
こちらは1774年ですからモーツァルトが活躍し、ベートーヴェンが4歳のころということになります。
次は「ヴィオール型コントラバス」ということで、指板にフレットがあります。
こちらはライオンヘッドの5弦。
この楽器は1850年ですが、このころ製造の楽器は現在でもかなり使われていると思います。
そしてコントラバス弓の数々。
竿(さお)のそり具合がいろいろで面白いですね。
こんな新しめの楽器も置いてあります。
弱音器(ミュート)も付いているので、デモ演奏用でしょうか?
(つづく)
ベルリンにある「クラシック音楽の聖地」フィルハーモニーを見学したあとは、同じ敷地内にある楽器博物館へ。
私は楽器マニアなので、これまでもいくつかの楽器博物館を訪れています。
静岡県浜松市の楽器博物館に行ったときの記事はこちら。
浜松市楽器博物館訪問記(1)=鍵盤楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(2)=木管楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(3)=金管楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(4)=擦弦楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(5)=撥弦楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(6)=邦楽・打楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(7)=民族楽器編=
浜松市楽器博物館訪問記(8)・終=いろんな顔編=
そして、ウィーンの王宮内の楽器博物館訪問記はこちらです。
王宮の楽器博物館を見学する<弦楽器編>
王宮の楽器博物館を見学する<管楽器編>
さて、膨大な数の楽器を所蔵しているこちらの博物館。
写真をたくさん撮ったので、3回ほどに分けてアップします。
初回はコントラバス編。
こちらの楽器は説明書きによると西暦1700年のもの。
下の写真は「大バスヴァイオリン」(ドイツ語で「グローセ・バスガイゲ」)。
一見チェロのようですが、弦が5本あります。
こちらの楽器のヘッドは何の動物でしょうか?
1730年となっていますね。
こちらは1774年ですからモーツァルトが活躍し、ベートーヴェンが4歳のころということになります。
次は「ヴィオール型コントラバス」ということで、指板にフレットがあります。
こちらはライオンヘッドの5弦。
この楽器は1850年ですが、このころ製造の楽器は現在でもかなり使われていると思います。
そしてコントラバス弓の数々。
竿(さお)のそり具合がいろいろで面白いですね。
こんな新しめの楽器も置いてあります。
弱音器(ミュート)も付いているので、デモ演奏用でしょうか?
(つづく)
フィルハーモニー見学ツアーに参加する【2015欧州3カ国旅行記(21)】 [旅行・乗り物]
「『クラシックの聖地』見学前にSONYセンターで昼ビール【2015欧州3カ国旅行記(20)】」から続きます。
さて、いよいよ旅行の主要目的の一つ、「クラシック音楽の聖地」であるフィルハーモニーの内部に入ります。
今回の旅行でベルリンを訪れるにあたって、是非訪れたかった場所です。
こちらが見学ツアーの入り口である楽屋口。
この丸いワッペン(シール)が見学者の目印です。
担当の女性が英語で説明してくれます。
こちらは正面玄関を入ったところに広がるロビー。
そして、VIP用席(貴賓席)からホールの内部を見学。
従来の音楽ホールは客席とステージが向かい合っているのが普通だったのに対し、このフィルハーモニーは客席がステージを取り囲んでいます。
ティンパニより後ろ(写真左)の部分は、合唱のある曲では合唱団が座りますが、それ以外のときはお客さんが座ることもあります。
ステージ上のコントラバス。
この建物は、ドイツの建築家、ハンス・シャロウンの設計により、1963年に完成しました。
内部のデザイン・配置に関しては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を率いていたヘルベルト・フォン・カラヤンの意見が取り入れられたと言われています。
カラヤンは自分が中心になるようにこのような配置にしたのだとの説もあります。
メインの客席はこんな感じ。
2,440席あるそうです。
東京のサントリーホールに似てますね。(もちろん「サントリーホールが」似てるんですが…。)
また、同じ敷地内に室内楽ホール(小ホール)もあります。
1987年に完成しました。
内部は大ホールにそっくり。
1,150席と小ホールとしてはかなりの収容人数です。
ロビーはこんな感じ。
生誕150年というデンマークの作曲家、ニールセンのポスターがあります。
トランペットとバルブトロンボーンを持っています。
(つづく)
さて、いよいよ旅行の主要目的の一つ、「クラシック音楽の聖地」であるフィルハーモニーの内部に入ります。
今回の旅行でベルリンを訪れるにあたって、是非訪れたかった場所です。
こちらが見学ツアーの入り口である楽屋口。
この丸いワッペン(シール)が見学者の目印です。
担当の女性が英語で説明してくれます。
こちらは正面玄関を入ったところに広がるロビー。
そして、VIP用席(貴賓席)からホールの内部を見学。
従来の音楽ホールは客席とステージが向かい合っているのが普通だったのに対し、このフィルハーモニーは客席がステージを取り囲んでいます。
ティンパニより後ろ(写真左)の部分は、合唱のある曲では合唱団が座りますが、それ以外のときはお客さんが座ることもあります。
ステージ上のコントラバス。
この建物は、ドイツの建築家、ハンス・シャロウンの設計により、1963年に完成しました。
内部のデザイン・配置に関しては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を率いていたヘルベルト・フォン・カラヤンの意見が取り入れられたと言われています。
カラヤンは自分が中心になるようにこのような配置にしたのだとの説もあります。
メインの客席はこんな感じ。
2,440席あるそうです。
東京のサントリーホールに似てますね。(もちろん「サントリーホールが」似てるんですが…。)
また、同じ敷地内に室内楽ホール(小ホール)もあります。
1987年に完成しました。
内部は大ホールにそっくり。
1,150席と小ホールとしてはかなりの収容人数です。
ロビーはこんな感じ。
生誕150年というデンマークの作曲家、ニールセンのポスターがあります。
トランペットとバルブトロンボーンを持っています。
(つづく)
『クラシックの聖地』見学前にSONYセンターで昼ビール【2015欧州3カ国旅行記(20)】 [旅行・乗り物]
「テレビ塔と熊と大聖堂と【2015欧州3カ国旅行記(19)】」から続きます。
ベルリン・ミッテ地区で大聖堂などを見たあとは、Sバーンに乗って次の目的地へ。
ポツダマープラッツ(ポツダム広場)駅で降ります。
地下でつながっているSONYセンターへ。
東西統一後のベルリンのランドマークとして、2000年に完成しました。
建物に囲まれた「中庭」部分は屋根が付いていて、吹き抜けの広場になっています。
だいぶ歩いたので、カフェで一息。
ソニーセンターのすぐ近くには、クラシック音楽ファンの聖地「フィルハーモニー」があります。
言わずと知れたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。
1963年に完成しました。
フィルハーモニー敷地にあるオブジェ。
フィルハーモニーでは午後1時半から内部の案内付き見学ツアーを行っていて、定員20名で予約が必要だということで、昼食前に予約しに来ました。
無事予約できたので、昼食にします。
再びソニーセンターへ。
先ほどのカフェの向かい側にあるCorroboreeというオーストラリア料理のレストランでステーキをいただきます。
もちろんビール(フランツィスカーナー)とともに。
(続く)
ベルリン・ミッテ地区で大聖堂などを見たあとは、Sバーンに乗って次の目的地へ。
ポツダマープラッツ(ポツダム広場)駅で降ります。
地下でつながっているSONYセンターへ。
東西統一後のベルリンのランドマークとして、2000年に完成しました。
建物に囲まれた「中庭」部分は屋根が付いていて、吹き抜けの広場になっています。
だいぶ歩いたので、カフェで一息。
ソニーセンターのすぐ近くには、クラシック音楽ファンの聖地「フィルハーモニー」があります。
言わずと知れたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。
1963年に完成しました。
フィルハーモニー敷地にあるオブジェ。
フィルハーモニーでは午後1時半から内部の案内付き見学ツアーを行っていて、定員20名で予約が必要だということで、昼食前に予約しに来ました。
無事予約できたので、昼食にします。
再びソニーセンターへ。
先ほどのカフェの向かい側にあるCorroboreeというオーストラリア料理のレストランでステーキをいただきます。
もちろんビール(フランツィスカーナー)とともに。
(続く)